投稿日:2022年11月5日 | 最終更新日:2024年6月17日
鍼灸を使って魚の目へのアプローチと
その関連性含めたお話が今回の内容なります。
とはいっても人によってはそんなに頻繁になるものでもない人もいますので
もしかしたら馴染みもない方もいるかもしれませんよね?
そんなわけで魚の目の内容に触れていきつつ、
鍼灸でのアプローチも併せてお話していけたらと思います。
そもそも魚の目って何?
最初に魚の目ってどんな症状なのか?という人もいますのでお話していきます。
魚の目というのは、上記画像のように
足の裏や足の指に名前のごとく魚の目のような模様が出来ている状態を言いますが
正式名称が実は鶏眼(けいがん)と言うようですよ!
サイズ的には直系5~7㎜程度で、皮膚は硬くなっています。
出来るまでの原因としましては専門のページを引用しますと以下のようになります。
皮膚の一定の部位に摩擦や圧迫といった機械的な刺激が繰り返し加わることで、皮膚の角層(皮膚の一番外側の層)が厚くなった状態です。
繰り返される刺激に対する皮膚の防御反応ともいえ、体重のかかる足の裏や足の指によくみられます。
足に合わない窮屈な靴、革靴やハイヒールといった底の硬い靴、素足に直接履くサンダルなどが原因となりやすいようです。
また、足裏の一部だけに体重がかかるような歩き方(歩き方のクセ)、長時間の歩行や立ち仕事なども誘因となります。
引用:第一三共ヘルスケア
したがって、日常生活を気を付ければ予防出来そうな所もありますね!
(特に靴擦れやヒールの類は)
後は魚の目と似たようなものにたこと呼ばれるものがあります。
こちらの場合は魚の目と違って芯もないですし、
痛みが少ない、又はなかったりしてできる場所も魚の目より範囲が広く
くるぶしだったり手の指だったりもあるようです。
(ペンだことか座りだことか呼ぶやつがまさにそれです)
魚の目はどうやって改善させる?
一般的なお医者さんなどの治療法としては主に薬を使ってやることになるでしょう。
市販でイボコロリ等の魚の目の貼る薬があるのですが、
それを直接使用することで柔らかくしていき、
その後芯を取ることで改善という事になります。
ただし、魚の目にもピンキリが当然存在しますので
余りにもひどい場合は皮膚科のお世話になった方が良いと思われます。
鍼灸治療での方法は?
タイトルにも書いてありましたが、魚の目に対しての鍼灸治療というのは
主にお灸を用いて行っていくことになります。
魚の目というのは皮膚が厚くなっている状況です。
そこにお灸を魚の目の上にしていきますが、せんねん灸などの類ではなく
上記の画像のように直接焼いていく方法(焦灼灸といいます)を用いて
熱さを感じたら取っていくという事を何回かやっていきます
お灸のサイズは魚の目のサイズより少し大きい位になります。
因みにこの場合は個人差がありますが、1週間から2週間くらい
毎日お灸をしていくことで改善の兆しが見えると言われています。
そうしていくうちに魚の目の芯が柔らかくなっていくので
最終的に取れていくというわけですね。
ただし、直接焼いて行く事を繰り返す為、
熱さもですが、幹部を炭にしてしまうことなどをはじめとした
様々な状態への患者様の負担が大きいので、
事前にその旨を了承の上でやらないといけないのがあります。
魚の目は場所によって痛いので、場合によってはしっかり対処していきましょう
今回はお灸で施術する方法もあるという事で魚の目についてお話してみました。
魚の目は筆者がその昔部活動で恐らく靴擦れによるものでなったことがありましたが
かなり痛かった記憶が残っています。
当時は貼り薬を用いて芯まで取る方法を用いて改善させていましたが、
思った以上に大分深かった覚えがあります。
魚の目は放置しても改善されるどころか逆にどんどん進行していくばかりですので
少しでも異変を感じた、もしくはそのような人が周りにいたならば
早急に処置をした方がいいですね!