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鍼灸マッサージって妊婦さんは受けていいの?

    投稿日:2020年12月28日 | 最終更新日:2023年9月28日

    鍼灸マッサージを妊婦さんに対して行って良いのかというのが今回のメインです。

    まず最初にご懐妊となって新しい命を宿す事はすばらしく尊いものだと思います。
    しかし妊婦さんはその分いつも以上に負担がかかるのであちこち不調も出る事でしょう。

    そこでほぐしたりのケアを行ったりして何とかしたいとなりますが、
    果たして本当にケアなどをしていいのでしょうか?

    今回はそんな妊婦さんの時のケアをしていいのかどうかも含めた内容を
    簡単にですがお話しして行こうと思います。

    妊婦さんの状態ってどんな感じ?

    まず本題に入る前に妊婦さんの時の状態を簡易的にお話しして行こうと思います。

    周期によって色々ある為全部は取り上げませんが
    鍼灸マッサージ院に関係が特に強そうなものをピックアップするとすれば、

    • むくみ
    • 肩こり
    • 腰痛
    • 便秘
    • ストレス
    • 精神的に不安定な時もある

    といったものが主にあるかと思います。

    どれも妊娠時で無く、普段の状態でも起こりえますが
    あったら宜しくはない状態だというのは分かるのではないかと思います。

    妊婦さんが鍼灸やマッサージがやっていいのは安定期以降

    次に妊婦さんが施術を受けていい期間についてお話します。

    まず妊婦さんがマッサージなどをしていい期間と言われているのは安定期以降です。
    その辺りはもちろんお医者さんにも相談して許可を貰った後にやっていきましょう

    お医者さんの許可が下りた後は実際気を付けながら受けることは可能ですが
    施術の方法がどんな感じかと言いますと、

    基本妊婦さんへのマッサージ等は横向きで行います。

    うつぶせなどが出来ないのはお腹を圧迫しますし当然想像に容易いですよね

    刺激の強さに関しましてもあまり強いのは宜しくありませんので、
    当然ですが、ほどほどの加減で行っていくことが主になります。

    実際あった話ではありますが、人によっては普段強い刺激が好きな方もいて、
    その場合は物足りなくなるかもしれません。
    しかし何かあってはいけませんのでご了承くださいとなるわけです。

    これまた実際にあったお話ですが、
    出産直前までバランスボールではねてやんちゃに過ごしたのにも関わらず
    その時になったらするっと出産出来たという人も確かにいますが
    絶対に真似してはいけません。

    鍼灸治療も血流などを整える期待がある

    マッサージだけでなく鍼灸治療も助けになります。

    上記で述べた通り妊婦さんの状態は不安定要素が沢山ありますので
    全身を調整できる経絡治療は助けになると思いますよ!

    因みに鍼を接触するだけの方法でも当院は行っておりますので
    鍼を直接刺して刺激するのが心配な方がもしいてもご安心ですよ(^^)/

    逆子の灸

    妊娠中で起こりうる内容の一つで逆子があります。

    逆子は昔の場合なら熟練度が高い産婆さんが直接手技を用いて
    改善するなんてこともやっていた代物でもありますが
    これを鍼灸で行う場合に有名な場所があったりします。

    場所はツボ(経穴名)でいうと至陰(しいん)といって
    どこにあるかといいますと足の小指の爪の外際になります。
    上記画像の足でいう、右上の点になります。

    ここにお灸を何回かやっていくわけですが、
    場合によっては結構熱いかもしれません。

    鍼灸の学校に在学していたときのその手の専門でやっている先生に言わせれは
    なんとお急を最後まで焼き切るというのを聞いたことがあります。
    (因みにこれは直接灸といいます)

    どちらにしても至陰にお灸は結構熱いのは間違いありませんので
    もし行う際には事前に了承してもらう必要もあるわけですね!

    まとめ

    妊婦さんの状態は不安定ですし、出産自体が命がけだと思います。

    妊娠中での状態は上記で取り上げた以外にも
    つわりだったり血圧の変動だったりとまだまだ不安要素があるわけです。

    そんな中でケアを入れるだけでも妊婦さんは少しでも楽になる期間が増えますので
    結果的に中にいる子どもにもいい影響になるのではないでしょうか?


    後は、世の中の男性諸君も妊娠の状態というのは
    どれだけ不安定かというのを少しでも理解しつつ
    それ相応に接してあげる事を忘れてはいけないのではないかと思います。

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