投稿日:2020年11月6日 | 最終更新日:2023年12月12日
身体の疲れを取るためだったり、日常の固まった筋肉などをほぐしたい・・
そこで行われるであろうひとつにストレッチがあるかと思います。
しかしそんなストレッチの仕方にはちょっと工夫が必要なのと
更に言うと1990年代前後とはストレッチの事情が違うものもあるようです。
今回はそんなストレッチについての加減ややりかたを中心にお話できたらと思います。
ストレッチの力加減は気持ちいい位がちょうどいい
ストレッチの力加減がどれくらいが適切かと言えば、
その人の体感的に伸ばした時、気持ちいいと感じる加減がベストだと思います!
たとえ物足りなくてそれ以上の加減をご所望でも痛気持ちいい位で止めておきましょう。
伸びていない状態はストレッチにはならないので、
その場合は気持ちよさを感じるまで欲しい所ですが
もし逆に頑張り過ぎるとどうなるかと言いますと、高確率で痛めると思われます・・!
痛めるというのはつまり、数日位スジに違和感があったりする状態を意味しますので
場合によっては日常に支障が出る恐れもあるということになります。
毎日の身体の負担を減らすためにストレッチしているのに逆に痛めてしまっては本末転倒です。
身体をのばすにはヨガ?
ストレッチの類の最たる例としてヨガがあります。
しかしノウハウを知らないうちから
DVDなどの動画にて最初にすることはお勧めしません。
したがってある程度慣れるまでは
まずレッスンを受けてインストラクターのアドバイスも受けましょう
レッスンを受けると、色々な柔軟力を持つ方が必ず見えますがその際先生によっては
「周りを気にせず自分のペースで」と恐らく言われるはずです。
逆に言えば、身体の硬い人が特に身体の柔らかい人を見て
頑張らないとと思って無理をすると翌日痛めかねません。
そこで特定のポーズが出来ない場合は代わりのポーズを指示してくれたり、
控えるように言われたりのアドバイスをしてくれるはずなので
その結果、自分に合ったのばし方が覚えれるというわけですね!
冒頭で動画などから入らない方が良いという理由がそこにあります。
動画の人で身体が固い人がいませんので、
もしそれに合わせてしまうと場合によっては無理をすることになりますからね!
後はのばし方に合わせて呼吸(腹式呼吸)も組み合わせると
ヨガというのはもっと効果的になったりしますよ!
ストレッチの仕方は80~90年代とは違っている
ここ最近(2020年前後)の学校事情を現役世代の人に色々聞いたりするのですが
その一つにストレッチの内容も従来と違うという話を聞きます。
従来(80~90年代位)の時のストレッチは、
伸ばしたまま静止するのが主流だったはずですが
現在(2020年前後)はその内容はよろしくないとされているらしく
軽めの反動を付けるようなタイプが主流の模様です。
従来の伸ばしっぱなしのスタイルは、
特に運動前には筋肉が疲れてしまうという理由もあるので
おススメが出来ないということになっています。
たとえそうでなかったとしても、個人的には優しめの反動で伸ばしてみたり
動かしながらのストレッチの方が負担も少ないので、
そちらの方がオススメではありますね!
実際当院でストレッチをやる時は動かすことを主体とした動的なものが多いです。
余談ですが、擦り傷をした時の対処の仕方も、
以前は乾燥した方がいいとされていて、事実乾燥に特化した
キズドライという商品が出回っていたかと思いますが、ある時から
水ばんそうこうのような湿らせた方が良いということになるように
時代はどんどん変化しているんだなとしみじみ思う次第ですね・・
ストレッチは正しい強さで伸ばして快適な毎日につなげましょう
ストレッチは自分でもやれて、二人一組で更にそのバリエーションも増えます。
健康のために柔軟力を付けるのはとてもいいことですが
加減を間違ってスジを痛めてしまったらまさに本末転倒です。
(実際強く伸ばしすぎて身体痛めたという話も聞いたことがあります)
せっかくストレッチはいい状態を目指して行うものですから、
正しい加減で行って、日常も楽しく過ごせるようにしていきましょう!