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鍼灸でアプローチする円形脱毛症についての方法は?

    投稿日:2022年10月5日 | 最終更新日:2023年7月6日

    鍼灸でアプローチできる内容のひとつとして今回は円形脱毛症についてです。

    言葉的には聞く人は聞くであろう円形脱毛症という単語ですが
    そもそもどうしてそれが起きるかなどを理解してる人は
    いるようないないようなといった感じかも?

    そんなわけで円形脱毛症について簡単に触れつつ
    鍼でもアプローチ方法があるという事もお話していけたらと思います。

    円形脱毛症って?

    上記の画像のようにある日突然頭の一部が
    クレーターのようにはげてしまった状態(脱毛班といいます)が
    一番よく見られるものになります。

    大体は上記画像くらいのサイズが多いので10円ハゲと呼ぶ人もいます。

    しかし、円形脱毛症はこれだけではなかったりします。

    というのは、これよりひどくなっていく可能性もあるという事で
    以下のような感じで進行されたパターンがあります。

    通常型:単発型
    脱毛斑が単発の場合、単発型に分類されます。
    頭部に一箇所だけ脱毛斑が発生した状態で、最も多いタイプといえます。

    通常型:多発型
    頭部に複数の脱毛斑を認める場合は多発型です。
    単発型から多発型に移行することがあります。

    全頭型
    脱毛巣が全頭部に拡大した状態を全頭型といいます。
    はじめは少数の脱毛斑であっても全頭型に移行する場合があり、
    その場合の回復率は10%以下と考えられています。

    汎発型
    汎発型は頭部だけでなく眉毛やまつ毛など全身の毛髪に影響を及ぼし、
    脱毛が全身に拡大します。全頭型と同様に難治性のタイプです。

    蛇行型
    円形の脱毛斑ではなく、頭髪の生え際が帯状に脱毛するものを蛇行型といいます。
    主に側頭部や後頭部に見られ、脱毛斑が結合していびつな形で広がっていきます。

    引用:AGAヘアクリニック

    つまり、円形脱毛症はいわゆる10円ハゲと呼ばれるものに限らず

    10円ハゲと呼ばれるものが複数できるどころか
    全ての毛が抜けてしまうものも含めて該当するというわけになりますね!

    なぜ円形脱毛症になるの?

    原因とされるものは色々あるようです。
    最近では自己免疫の異常が有力視されているそうですよ。

    このように言ってしまうと難しく感じますが、
    自己免疫を弱らせるであろう身近な内容を探してみるとわかりやすく、
    肉体的・精神的披露やストレスがそのうちのいくつかに当てはまるようです。

    それ以外ですと体質から来るものもあったりします。

    自己免疫の異常って?

    そもそも我々人の身体はウイルスなどの外敵から身を守るための
    防衛システム的なものがあり、それが自己免疫だったりします。

    しかし円形脱毛症の場合、身体の一部であるはずの毛根を自己免疫が
    敵とみなしてしまい攻撃した結果、毛根が抜けてしまうと言われています。


    但し、そこまでに至る経緯がまだ分かっていないようです。

    因みに自己免疫の異常ではないですが、
    同じように外敵でもないのに反応して攻撃するような類に花粉症もありますね!

    鍼灸を用いた円形脱毛症へのアプローチは?

    まず円形脱毛症に鍼が対応可能と言われているのは上記で説明した症状のうち
    単発型と多発型と呼ばれるものになります。

    鍼を使っての円形脱毛症に対してのアプローチでよくやる方法の一つはと言いますと、
    上記の画像の赤点の位置、
    つまり脱毛症になっている周辺に鍼を置く方法になるでしょう。

    もちろんいきなり置くだけでもいいですが、
    より助けにするためにはやはり経絡治療を施してからの方が良いかと思います。

    それ以外で効果的な刺激をするならば、頭そのものをほぐしていくのもいいでしょう。

    そもそもストレスなどが要因の一つなわけですから、
    頭、つまり頭皮がほぼ間違いなく硬くなっているはずですね!


    頭皮が硬いと髪の毛に栄養が送られなくなるのもありますので・・


    後は色々ツボはありますが、頭をほすぐことに関連するならば
    百絵(ひゃくえ)も一緒に押してあげてもいいかなと思います。

    言うまでもないですが、もちろん鍼もいいですよ!

    まとめ

    円形脱毛症は若い世代、
    それも小学生などの子供でもなりえる症状だったりします。

    ただでさえストレスが原因と言われているのにそんな目立ったものが出来てしまったら
    尚更いじられかねないので負の連鎖で
    よろしくありません。

    子供でもいじられる原因、
    女性的にもそのような目立つものは見られたくないですからね。

    筆者も円形脱毛症じゃないですが、以前ケガをした影響で後頭部の一部が
    円形脱毛症みたいにはげている場所があったりしますので想像はつきます。
    (そこそこ髪の毛が伸びていれば隠れるので気になりませんが)

    何にせよ、ここまでの症状になってしまうという事は
    ストレス貯めすぎという事も考えられますので
    過剰なストレスの予兆が分かる人は早めにケアをしておきたいところです。

    もしわからない人は周りの人が察知してあげたりと、ストレスを小出しにしたいですね!


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