歩くと足の裏が痛くなる?足底筋膜炎(そくていきんまくえん)

自分、もしくは周りの人に
「骨折やねんざでもないのに歩行時、足を踏み込む時に痛みが走る」
という方は見えませんか?
今回はそんな症状のうちの一つの可能性である
足底筋膜炎(そくていきんまくえん)というものを紹介していこうと思います。
足底筋膜炎って何?
足底筋膜炎というのは足のかかとから指の付け根に伸びている、足底筋膜というスジがありますが
これが炎症を起こすことで痛みが出るというものとなっています。
この足底筋膜は土踏まずを支えるアーチを支える役割もあり
足への衝撃が和らげるような仕組みとなっています。
原因になりそうなものはというと、

- マラソン・バスケットボールみたいに足への衝撃を繰り返し与える事が多いスポーツをしている
- 疲労がたまり過ぎたり加齢によるもの
- ふくらはぎやアキレス腱が固い
- 扁平足(へんぺいそく)のように足のアーチが少なかったり、崩れ気味になっている
- 慣れていない靴を履いている(新しい靴など)
この辺りのいずれか、あるいは複数該当して起きると言われています。
実際学生の時になったことがあるのですが、
足をしっかり踏み込むことが出来ない状態になったので
日常生活は何とか出来た者の、部活動はロクにで出来ず
暫く筋トレの類しかできませんでした
(幸い自転車は普通に乗れました)
なった人にしかわかりませんが、結構痛いです・・・
足底筋膜炎の対処の仕方の一例
もし足底筋膜炎の疑いがある場合は、休ませないといけないのですが
正直放置しただけでは痛みはひいてくれないと思います
(実体験済。足の裏周辺を湿布も張っていたこともありますが以下同文)
足の裏が主に痛くなるので、押したりするのも足の裏の痛い場所にしたい所なのですが
実際それだけやってもやはり痛みが取れてくれないはずです。
(竹踏みしたり足のアーチを鍛えるトレーニングもやってみました)
では本当に柔らかくすべきものはどこかといいますと、それはふくらはぎからアキレス腱となります。
上記の原因になりえる一つにもふくらはぎとアキレス腱が固いというのが書いてあると思いますが
まさにその固い場所を柔らかくすればいいわけです!
ふくらはぎなので手も届く都合上セルフでもやれなくはないのですが、
しっかり痛みを取りたい場合はやはりプロに任せてもらった方が早いと思いますよ!
後は、ふくらはぎからアキレス腱にかけてテーピングで補助をしてあげると
それも助けになってくれるはずです
因みにこの足底筋膜炎の内容とほぼ近いパターンの症状があります。
- 原因の一つに使い過ぎという所
- 痛い場所をほぐしてたりしてもなかなか改善してくれない
- 痛い場所と関係ある違う場所の筋肉を和らげると改善しやすい所と
そうです、腱鞘炎です。
中々共通点が多いと思いますね!
(事前にでも)検査をしてもらうのはしっかりしていきましょう。
余りにも酷いと手術をした人も著名な方でかなりいる位ですから。
(マラソンの元銀メダリストの有森裕子さんがオリンピックの間で手術を決行した事があるようです)
まとめ
今回は全員になるわけではないですが、実際に体験した事がある症状だったので取り上げてみました。
当時はどうしていいかわからずにかれこれ半年以上痛みが治まらずに部活動がまともに出来ない記憶がありました。
実際は正しい対処知っていたらもっと早く改善に出来たのにというのも思っていますので
同じ状態になった人はなるべく早く対処できるお手伝いが出来たらいいなと感じています。