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自律神経と交感神経と副交感神経とは?

    投稿日:2022年9月18日 | 最終更新日:2023年7月6日

    自律神経、そして交感神経と副交感神経という言葉はとてもよく聞くと思います。

    しかし問題はそれらの意味をきちんと理解している人が
    一体どれくらいいるかという所がですよね!
    案外言葉だけ知ってて知らなかったという人もちらほら見かける気がします。

    そこで今回は、そんな自律神経と交感神経と副交感神経について
    お話していけたらなと思います。

    自律神経は交感神経と副交感神経のこと

    まずは交感神経と副交感神経が一体なんなのかという、
    基本的なところからお話を進めて行きたいと思います。

    既にタイトルにも書きましたが、交感神経と副交感神経とは自律神経のことで、

    自律神経とは無意識に身体をコントロールしてくれている神経で
    状況に応じて交感神経と副交感神経を使い分けているものです。


    つまり自律神経とは司令塔的な存在ということになりますね!

    次にその司令塔が操る二つの神経について簡単にお話していきます。

    交感神経

    交感神経というのは活動を生み出す神経系と呼ばれています。

    簡単に言ってしまえば元気に活動してる状態そのもののことをいいますので
    つまり昼間の活動時のエネルギッシュな行動は大体これにあたります。

    副交感神経

    副交感神経はリラックスしてる時全般で活発になる神経です。

    こちらは交感神経とは逆で、夜が特に活発になる神経になります。

    つまり、副交感神経が働いているからこそ、睡眠も撮れるわけですね!

    余談ですがこの副交感神経の働きは
    男性は30代、女性は40代以降から低下するようですよ!

    したがって、意識して副交感神経を活動的にする必要があるかもしれませんね!

    交感神経と副交感神経はどういう時に作用する?

    まず交感神経と副交感神経は相反するものになります。
    したがって、どのような状況でどちらが活発になるかを
    表にするとわかりやすいのでまとめてみました!

    交感神経副交感神経
    感情興奮する落ち着く
    目の瞳孔小さくなる大きくなる
    涙(涙腺)出ない(分泌抑制)出る(分泌促進)
    唾液(唾液腺)出にくくなる(分泌抑制)出る(分泌促進)
    心臓活発になる(心拍増加)落ち着く(心拍減少)
    睡眠眠くない眠くなる
    汗(汗腺)出る出ない
    血管収縮する(引き締まる)拡張する(広がる)
    血圧上がる低下する
    胃腸活動をほとんどしない
    (運動抑制)
    活動する
    (運動促進)
    膀胱緩む(拡張)収縮する

    一通り思いつく限り列挙してみました。

    大体はみなさんの想像通りの内容のはずですが、特に注目したいのは赤字のところ。

    交感神経は主に活発な状況で、
    副交感神経はリラックスしている状況間違いないのですが
    赤字のように逆になる内容もかなりあります。

    しかし、赤字のところは何だかんだ理にかなってたりします。

    一番わかりやすいのが胃腸の働きのところ。

    副交感神経が活発になっているときには胃腸が活発に動いてるとなっていますが、
    つまりこれは食後の状態というわけですね!


    そういえば学生、あるいは学生時代だった時の食後の後の授業って
    かなり眠くなったりしていませんでしたか?


    実はこれこそ副交感神経が活発になってる証拠だったりしますので
    眠くなるのは実際自然現象で致し方なかったとも言えます。

    自律神経が乱れるとどうなるの?

    自律神経は交感神経と副交感神経をコントロールするものだと冒頭でお話しましたが
    それが乱れるということは、つまりコントロールが効かないということになります。

    どういう事かはここまでの内容を見た人ならば大体想像がつくかもしれません。
    適当に思いついた状態の一例を挙げてみると、

    • 常に興奮気味で疲れる
    • 心臓がバクバクしっぱなし
    • 胃腸の動きがほとんどない
    • 中々寝付けられず睡眠不足になりがち

    といった感じになったりするのですが、
    これはどれもよろしくない内容なのは一目瞭然でしょう。

    そうです、巷でよく聞くと思われるであろう自律神経失調症というやつです。
    因みにうつ病なんかもこんな感じで自律神経が乱れに乱れてる状態だったりします。

    鍼灸の力を借りて自律神経を整えてみませんか?

    自律神経が乱れてしまう事は様々な問題が出てしまいます。

    したがって、なんとか整えていきたいと必然的になるかと思うはずです。

    方法のひとつとして鍼灸がありますが、ただ固い所に施しただけでは物足りません。
    そこで出番となるのが相性がいいであろう経絡治療となったりします。

    経絡治療は全体を整えるやり方になりますのでその結果、
    自律神経に対しての大いなる助けになるというわけですね!

    もちろんマッサージなどのほぐす行為も効果的ですよ。

    まとめ

    今回は言葉は知っているものの、意味まであまり追求していない人も多いであろう、

    自律神経、交感神経、副交感神経について触れてみました。

    最近の社会はストレス社会なのもあり、
    自律神経が乱れやすい環境下にさらされてしまう人も多いかと思います。


    あまりにも安定しないと、仕事ももちろんなのですが、
    プライベートも楽しく過ごせないなどの余波もくるのでいいことなんてありません。

    したがって鍼灸もなのですが、それ以外の様々な方法で自律神経を整えて
    毎日を快適に過ごせるようにしていきたいですね!

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