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【鍼灸マッサージ師が教える】腕の症状や頭痛・めまいなどには外関を押してみよう

    投稿日:2023年10月7日 | 最終更新日:2024年7月10日

    仕事の内容によっては腕をよく使う事もありますし、それが例えばパソコン多用といった具合になりますと、
    場合によっては頭痛やめまいに発展することもあるかもしれません。

    今回は鍼灸マッサージで使われる経穴(ツボ)のうち、そんな腕の症状や頭痛・めまいなどに良いとされる
    外関(がいかん)という場所について紹介していこうと思います。

    外関の場所は?

    外関の場所は手首の辺りにあります。探し方は画像のような位置になり、

    1. 最初に手の甲の方の手首のシワ(横紋)を探します。
      少し手首をそらすとわかりやすいです。
    2. 1のシワの中で一番手の指側のほうのものを見つける
    3. 次に2のシワの中央を取ります。
    4. 3の場所から肘のほうに向かって
      人差し指から薬指の3本を並べた所(2寸)が外関です。

    余談ですが、この外関の反対側(手のひら側)にあるのは
    内関(ないかん)というツボもあったりします。
    こちらは車酔いなどにも良いとされていますので、覚えておいても損はないでしょう。

    外関で期待される効果は?

    を刺激することで良いとされる内容は、次のようなものがあります。

    • 熱病
    • 頭痛
    • 難聴
    • 目の腫れや充血・痛み
    • めまい
    • 手の震え
    • 腕の関連する痛み(上腕神経痛、腕関節痛)

    場所的に腕の症状そのものに関しては勿論ですが、
    それ以外にも耳や目の症状だったりと、腕以外にも有効とされているものもあったりします。

    尚外関のめまいに関しては、花粉症と関連することもあったりしますので、
    他の場所と併せて刺激するのもアリでしょう。

    外関の刺激の仕方は?

    外関を刺激する方法は鍼灸マッサージどれでも可能となります。
    指圧ならゆっくり押していく形で行えますのでお手軽であります。
    お灸でも自分でせんねん灸を乗せて温めることも容易なので、こちらもお手軽です。

    後は鍼ですが、実際刺す場合は鍼灸師などの有資格者にしてもらわないといけませんが、
    上記画像のような刺さない鍼のシールならば、自分でも行えますのでやっぱりお手軽に行えます。
    当院でも販売しておりますので、ご希望の方は一声かけてくださいね。

    腕の症状や頭痛・めまいなどに対しては「外関」を。

    今回は外関というツボについて紹介していきました。
    外関に関連する良いとされるものは、日常でだれしも十分起こる可能性がある内容が多いかと思いますので、
    頭の片隅にでも覚えておくことで、該当する症状が出た場合は助けになってくれるかもしれません。

    日常からきちんとケアを怠らなければ毎日リラックスして過ごせると思いますので
    外関もですが、他の場所や症状と併せてバランスよくケアしていくと良いでしょう。

    頭痛や腕の症状などでお悩みの方は「うっつん治療院」へ

    ツボを知ることで、快適な日常生活のお助けになる場合があります。
    もし頭痛や首コリが慢性化している、ツボの刺激だけでは改善しづらい場合は、
    専門の鍼灸院のサポートを受けることをおすすめします。

    当院では、経験豊富な鍼灸・マッサージ師が、
    頭痛や首コリなどの症状に効果的な施術を提供しています。
    個々の症状や体質に合わせたオーダーメイドの鍼灸治療を行い、根本からの改善を目指します。

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