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【鍼灸マッサージ師が教える】胃や精神的な症状には中脘を刺激してみよう

    投稿日:2023年10月5日 | 最終更新日:2023年10月5日

    生きていく上で食事は欠かせませんが、
    何かしらが原因でもどしてしまう事も考えられたりします。
    後はストレス社会である現在では精神的に疲れたりするのも珍しくはないかと思います。

    今回は鍼灸マッサージで使われる経穴(ツボ)のうち、そんな胃の症状や精神的な疲れなどに良いとされる
    中脘(ちゅうかん)という場所について紹介していこうと思います。

    中脘の場所は?

    中脘の場所は一言で言ってしまえば、「へそから上に4寸」だったりします。

    4寸のはかり方はどうしたらいいかと言いますと、

    • 1寸→親指の横幅
    • 3寸→2~5指を並べた長さ

    と言われていますので、この2つを組み合わせてへそから上にたどっていけば大丈夫です。
    因みにへそにも神闕(しんけつ)という名前の経穴(ツボ)が存在しますが、当然鍼は打てません。

    中脘で期待される効果は?

    中脘を刺激することで良いとされる内容は、次のようなものがあります。

    • 胃の痛み
    • 嘔吐
    • つわり
    • 下痢
    • 胸やけ
    • 糖尿病
    • 精神的な不安
    • てんかん

    場所的に胃の辺りになりますので、胃に関連した症状なのは想像に容易いかもしれませんが
    それ以外でも精神的症状にまつわる数々も良いとされているのが特徴ですね!

    中脘の刺激の仕方は?

    中脘を刺激する方法はお手軽にやるなら主に3つほどあります。

    指圧

    自分の指だけでいいので一番お手軽と言えばお手軽かもしれません。
    方法は指圧の基本であるゆっくり数秒かけて押していき、
    同じ秒数かけてゆっくり力を抜くでよいのですが、
    お腹は繊細ですので、力加減に気をつけながら慎重に押すことを勧めます。
    いきなり強く押したらとても痛いなんてことも珍しくありませんので注意しましょう。

    お灸

    お灸は鍼灸マッサージ院で行うなら色々方法がありますが、
    そうでない場合はせんねん灸でいいでしょう。
    お灸は熱いと感じてきたら途中でも取って構いません。

    鍼の場合

    鍼は資格がないと出来ませんので、原則は鍼灸マッサージ院でやってもらうことになりますが、
    どうしてもそれに近い刺激をするならば、鍼のシールを使うと良いでしょう。

    鍼のシールも本来は資格がないと使ってはいけませんが、
    上記のような刺さらないタイプの鍼ならば、一般の人でも扱うことが出来ます。
    当院でも販売しておりますので、ご希望の方は言ってくださいね。

    胃の症状や精神的不安などに対しては「中脘」を。

    食事 女性2

    ストレスをはじめとした、なんらかの原因で胃の調子が良くないという事が可能性としてあります。
    食事がしっかりとれないとますます悪い影響が出ることもおかしくないと思いますので重要事項かと思います。
    普段からストレスは小出しにしておくことで、周りの人にもやさしく接する事が出来ますので
    今回のように日常でやれる刺激はやりつつも、
    それでも調子が上がらない時は、一度診てもらうという事を早めにしていくと良いでしょう。

    それ以外でも胃の調子そのものにも助けになるかと思いますので、
    中脘もですが、それ以外の場所なども覚えておいて損はないでしょう。

    胃や精神的な疲れなどでお悩みの方は「うっつん治療院」へ

    ツボを知ることで、快適な日常生活のお助けになる場合があります。
    もし頭痛や首コリが慢性化している、ツボの刺激だけでは改善しづらい場合は、
    専門の鍼灸院のサポートを受けることをおすすめします。

    当院では、経験豊富な鍼灸・マッサージ師が、
    頭痛や首コリなどの症状に効果的な施術を提供しています。
    個々の症状や体質に合わせたオーダーメイドの鍼灸治療を行い、根本からの改善を目指します。

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