東日本大震災のボランティアに行ったとき気づいた事~膈兪が固い~

2012年に東北で大きな震災である東日本大震災が起きました。
今回は現地でボランティアを自主的に行った人について行ってマッサージをした時のお話となります。
現地の人はかなり前向きだった
ボランティアに行った場所は現地の前線だと危ないということで
茨城県のとある施設に原発から最も近い富岡町という所から避難してきた方々のところにお邪魔しました。
例のごとく物資を持っていき、マッサージできるように折り畳みのベッドなども用意したりしましたが
なにより非難されている方は前向きでした。
自分たちで食事はもちろん用意していたのですが
支給された弁当が余ってるからどうぞと渡してくださったくらいです
(一回丁重にお断りしたものの、また引き返して再プッシュしたレベルです)
そしてお話もいろいろさせてもらいましたが、
通帳だけはちゃんと持っていたらよかったなと言っていたので
もし同じようなことがあった場合(あってほしくないけど)は忘れない方がよさそうですね・・


尚、当時の被災の一部は茨城県ですらこんな感じでした。
水圧だけで標識を曲げる津波の力が恐ろしいですよね・・
実際施術したら共通するコリがあった
二日間程度施術を行い、様々な症状があったわけですが
共通点はありました。
それは、肩甲骨の特定の位置にコリがあるということ。

経穴的な位置でいうと膈兪(かくゆ)と呼ばれる場所になり、
丁度上記の画像のような
肩甲骨の下の角(下角)同士を結んだ高さの背骨から3㎝(1.5本分)ほどになります。
膈兪の主な効能はしゃっくり止めから始まり
喘息系・心臓疾患・吐血などや、手足のしびれなどにも使われる幅広いものとなっていますが
今回の場合はおそらくストレスによるものが有力かと思われます。
上記で前向きに過ごしていたと書いていますが、
内心はかなり不安かもしれない兆候が身体には出てるんだなと改めて思った次第です。
ただ、被災者の方の食生活と似たような内容で過ごした限りでは食事内容的にも
胃の具合がよくないかもしれないとも感じたので、そちらの可能性も考えられますね・・
(帰り際にいつもの食事を食べただけでもありがたみを感じたくらいです)
そんな膈兪ですが、自分で押すのは難儀どころか厳しい場所にありますので
素直に押してもらう、あるいはお灸をするのもいいでしょう!
まとめ
今回は忘れてはいけないであろう内容を取り上げてみましたが
ここまでではないにしても、コロナ自粛も共通点が見いだせるのではないかと思い書いてみました。
気分が下向きになりますと身体にもモロに出やすくなります。
閉じこもって鬱憤がたまってしまうとよろしくないので
密集に気を付けながらにはなりますが、
外の空気を吸ってみるなどの気分転換をうまくしていきたいところです。
もちろん、身体のケアも同様ですね!