投稿日:2023年4月11日 | 最終更新日:2024年3月8日
迎香(げいこう)というツボ(経穴)について今回は触れていこうと思います。
迎香は鼻の所にありますが、
場所のイメージ通り主に鼻に関わる内容にいいと言われています。
因みに顔にありますので美容鍼を受けられる方は
大抵知らないうちにこの迎香は使われているはずでしょう。
そんな迎香について、場所や効果を始めとした
様々なお話をしていこうと思います。
迎香の場所は?
迎香の場所がどこかというと至ってシンプルになります。
それは、上記画像のような小鼻の横のくぼみになります。
迎香はとてもわかりやすい位置なので迷う事はないですが
後述する通り、刺激する際はちょっと注意が必要となります。
迎香は何に良いとされているか
迎香が何に良いとされるかと言いますと、
冒頭でもお伝えした内容も含めると次のようなものがあります。
- 鼻炎
- 鼻づまり
- 鼻水
- 鼻血
- 嗅覚が鈍い状態
- 花粉症
- 鼻づまりからくる頭痛
- 顔面マヒや顔面痛
- 美肌効果
鼻に関係する内容は勿論ですが、顔面そのものに対しての症状でも使われますので
顔の痛みだけでなく、もちろん美容目的にも使われるという訳です。
迎香を刺激してみよう
迎香を刺激するためにまずは押してみようという事になるはずですが
迎香は押してみるとわかりますが結構痛い分類になります。
どれくらいかと言いますと、
その昔とんねるずがバラエティ番組でツボレスなるコーナーがあったのですが
その中でこの迎香を刺激したところ数秒もたたずに痛がっていたこともあったくらいです。
したがってもし指圧するにしても
いきなり強く押さずに2本の指を使い、
両方を同時にゆっくり圧を徐々にかけていきながら行う事を勧めます。
ただし、迎香への刺激はある程度強くいくのがコツなので
痛みは覚悟しないといけません。
因みに鼻づまりなどの鼻の症状には
迎香と併せて鼻の根本にある晴明(せいめい)というツボも押しておくといいでしょう
美容鍼なら指圧より痛くない
指圧すると結構痛いのは上記でお伝えした通りですが
これが鍼なら基本的には痛くなることはありませんのでおススメです。
そして美容鍼を行うという事は、美容に関するものもですが
それ以外の症状も併せてアプローチできますので一石二鳥どころではありません。
鼻づまりや花粉症などの症状には「迎香」を。
迎香は主に鼻づまりを中心としたものに良いと言われていますので
花粉症に該当する時期もですが、
普通に風邪をひいたり鼻炎だったりの時にでも助けになってくれるはずです。
ただ、道中でもお話した通り押した場合結構痛いですので気をつけましょう。
逆に言えば迎香は痛い場所なのを利用して、
護身のために覚えておくというのもアリと言えばアリなのかもしれません。
鼻づまりや花粉症などもですが、美容にも良いと言われていますので
こまめに刺激をして他の顔の場所と共に血流を良くするのもいいでしょう。