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鍼灸を用いた場合、新型コロナウィルスの後遺症に対して助けになるのか?

鍼灸を用いると様々な症状に対してアプローチが出来ると言われていますが
今回はそのうち新型コロナウイルスの後遺症に対しての内容となります。

2020年頃から猛威を振るっている
新型コロナウイルス(COVID‑19)があります。

2022年現在でも変異を次々と続けている上に、
しっかりとした治療薬もまだ出てないまであります。
そして万が一感染してしまい、苦しい思いをしてようやく改善されても
しばらく残り続ける可能性のある後遺症という厄介な状態が。


そんなわけで新型コロナウイルスについておさらいしつつ
その中で鍼灸で何かできることがあるか?というお話になります。

新型コロナウイルス(COVID‑19)についておさらい

最初に新型コロナウイルスとよばれる、
正式名称COVID-19について簡単におさらいからしてみようと思います。

まずCOVID-19に感染した場合に出るであろう症状はと言いますと、

  • 発熱(38度以上。行くときは40度超えるのも珍しくない)
  • 倦怠感(だるい)
  • 味覚や嗅覚がなくなる
  • 頭痛
  • のどの痛み(かなり奥に感じる時もある)
  • 炎症
  • 下痢

といった感じなものが起こりえると言われていて
特にこのうち上3つはその中でも多いと言われています。

程度も様々ですが、ヒドイ状態になりますと呼吸や運動状態にも影響が来たり
時には胸の痛みを訴えたりもあるようです。

そして万が一疑わしい症状があったらすぐに検査を受けてしてもらい、
陽性だった場合は平均5~6日以上の隔離を経て解放されるという形になっていますが

流行はじめから比べるとそれらの期間にたびたび変化が見られますので、
つまり、最新の情報をチェックする必要があります。

後遺症は主にどんなものがある?

感染から回復した後、人によっては後遺症が残ることをよく見るようです。

主に可能性としてあり得る症状というのはといいますと、

  • のどの痛みやせき
  • 常にだるい
  • 疲れやすく、疲れが取れにくい
  • 精神的に落ち込み気味(うつ状態)
  • 頭痛
  • 息切れや動悸(どうき)など
  • 脱毛

そして後遺症が続く期間はと言いますと、これが結構長い人は長いみたいで
2か月以上かかったりすることも珍しくないみたいです。

そんな後遺症ですが、医療機関でも診てもらえる場所はあるにはあります。

鍼灸をつかって新型コロナウイルスに対してやれることは?

まず最初に言えることは、感染中は流石にどうすることもできません。

確かに鍼灸には発熱やのどの痛みに対しての対処法が存在するにはしますが
ウイルスに対してはどうしようもないというか、その強力な感染力がありますので
その結果術者までウイルスの巻き添えを受けてしまうという悲惨なことになります。

したがって感染の疑いのある方はそれ相応の対処をした上でとなります。

だからと言って鍼灸は何もできませんという話で終わりかというとそうではありません。

確かに感染中は流石にいけませんが、
改善された後の後遺症という事なら話が別になります。

鍼灸治療の中には経絡治療という全身を整える手法がありますが
全身を整える事によって数々の症状に対して補助をしていくという事になります

因みに後遺症云々に関しては今回の件に限った話ではないです。
つまりCOVID-19以外の病後の弱った状態でも
無理なく整えるお手伝いが可能というわけですね!

尚マッサージに関しましてはいつもの加減ですと恐らく負担が大きいので
基本的にやさしい加減になり、鍼灸中心の施術になるかと思います。

そして施術は1度だけすぐにとはいかないと思いますので
何度か通ってもらった方が良いかと思います。

まとめ

COVID-19は治療薬も中々できないのもあり、感染力もとても強いので
出来れば感染したくないウイルスではあります。

しかし、感染者の数からしていつ掛かっても正直おかしくありません
(実際身近な人でも何人も感染しているのを聞いていますし)

そしてもし感染して後遺症が残っているという方がいるのであれば
鍼灸の全身調整がその補助になる可能性があるという事は知っていただきたいです。

因みに今回はコロナウイルスで取り上げましたが
そうでなくても別の症状の後遺症でも整えるという所は同じだったりします

コロナウイルスに限らず、後遺症は個人差があるにしても苦しい人もいるようなので
少しでも改善のお手伝いの切っ掛けになれたらとは思っています。

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