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鍼灸で寝不足を整えてしっかり睡眠を取りましょう

    投稿日:2022年10月23日 | 最終更新日:2023年11月1日


    鍼灸を用いた寝不足へのアプローチが今回のお話となります。

    寝不足は文字通り睡眠が足りない状態をいいますが
    原因としては純粋に睡眠時間を削っての夜更かしが主に考えられますが
    それ以外にも原因になりえるものはいくつか考えられます。

    そして時代が進むにつれ昭和の時期に比べて子供の夜更かし具合も増えている結果、
    様々な症状も出ていて問題になっているのも顕著だったりします。


    そんなわけで早速寝不足について色々お話しつつ
    鍼灸で整えるという内容も触れていきたいと思います。

    寝不足による原因は?

    最初に寝不足がどうして起こり得るかを
    日常の中でリストアップしてみますと、

    • 勉強や遊びによる夜更かし
    • 看護、介護や子育て
    • 通勤を含めた仕事によるもの
    • 悩みやストレスなど
    • 夜勤仕事による不規則な生活

    上記のように、純粋に睡眠時間を削ってしまうものは勿論ですが
    仕事の長時間労働や夜勤などの不規則な生活、そしてそれらからくる
    ストレスからも考えられると言えましょう。

    大人の夜更かしは遊び以外でも原因としては昔からでもあったわけですが
    平成入っていつごろからかは子供の夜更かしもかなり目立つようになっています。

    例えば筆者がその昔スーパー銭湯で働いていたことがあったのですが、
    夜中の11時すぎても明らかに幼児と思われる
    年齢の子を連れてきていた親を見かけていたので当時は衝撃が走ったものです。


    小学生の頃は9時消灯、高校ですら部活の都合上11時が当たり前だっただけに
    余計に衝撃は大きかったです。

    寝不足によって何の症状が出る?

    まず寝不足と一口にいっても舐めてはいけません。

    もちろん寝不足なので眠くなるのは当たり前であり
    それだけで済むのならまだ一見いいかもしれませんが

    実際はそんな事は全くなく、寝不足が続いていけばいくほど
    例えば以下のような様々な状態になることがありえます。

    • 集中力の低下
    • 免疫力の低下
    • うつ気味
    • 生活習慣病のリスク増加
    • 認知症のリスク増加

    列挙してみると如何にまずいものが沢山あるかがわかるはずでしょう。

    そして睡眠不足によりリズムが狂うということは
    言い方を変えればつまり、自律神経も乱れやすくなるとも言えます。

    そんな自律神経を始めとした様々な内容が
    乱れに乱れるものばかりなわけですから

    当然育ち盛りの学生や幼児などが夜更かしなどによる睡眠不足は
    如何によくないかは一目瞭然でしょう。

    鍼灸やマッサージで質の良い睡眠できるお手伝いを


    寝不足からくる症状は色々あるものの、
    大体は身体のなんらかの症状が乱れているのはほぼ間違いありません。

    そこでそんな全体の乱れを整えるには経絡治療はうってつけだったりします。

    経絡治療を施すことで自律神経にもアプローチすることになりますので
    結果的に寝不足もですが、それに関連する内容にも助けになるはずです。

    マッサージに関しましても、睡眠不足によって乱れた状態を整えつつ

    更にそこからくるコリなどに対しての対処もですが、
    血の流れを良くしたりすることでリラックスを促して
    その結果よく寝れるようになる手伝いという意味でもいいでしょう。


    どちらもそれぞれ良い所があるわけですが
    やはりどっちが良いというより、両方一緒にやってあげた方が間違いないでしょう。

    因みにリラックスという意味では
    精油を使ったアロマオイルマッサージなんかもいいかと思いますし
    施術ではないですが、アロマやお香などのリラックスできる状況も良いかと思います。

    有効なツボはないのか?

    基本的に全身調整を施して整えるのが基本ですし、その方がいいのですが
    特定の場所押したいという人もいるかもしれませんので記載しておきます。

    ですが、状態的に全体的なものがありますので
    全身調整してからやったほうがもっといいのは覚えておきましょう。

    今回お伝えする場所は2つになります。
    まず1つ目は失眠(しつみん)とよばれる場所。

    失眠というのはツボというより足つぼの反射区の一つになり、
    その場所というのはちょうどかかとの裏の位置になります。

    簡単に表記するとちょうど画像の位置になりますが

    そもそも反射区というのはその場所の症状が出ているときは痛いと言われていますので
    睡眠不足の時に押すと恐らく痛みが出ているはず。

    したがって気をつけて押すわけですが、かかとは結構硬いので
    もしやるならば足ふみを使ってゆっくり当てていきましょう!
    (または足つぼを受けに行って寝不足の旨をお伝えしながらやってもらいましょう)

    因みに失眠はお灸でもいいですよ!

    もう一つは別名丹田とも言われている関元(かんげん)といわれるツボになり、
    この場所はヨガやピラティスなどでも意識する場所だったりもしますので
    知っている人はもしかしたらいるかもしれません。

    鍼灸で整えるのもですが、睡眠もしっかりとっていきましょう

    当たり前のことかもしれませんが、睡眠はとても大事です。

    しかしこの世の中ではわかっていても
    恐らくそれすら出来ない環境下に置かれている方もいるでしょう

    だからといって寝不足を放置しすぎても良くありませんので
    少しでも質の良い睡眠を取るために一度整えてみてはいかがでしょうか。

    そして学生だったり幼児期だったりの睡眠不足は
    様々な成長にも悪影響ですし、それこそこれまでに挙げてきた
    うつやストレスを始めとした様々な良くないものにもつながっていきます。

    寝る子は育つとは良く言ったものですが、本当にその通りです。

    大人、特に女性なんかは美容云々にも非常にかかわってきますので
    どの世代であろうと睡眠を疎かには出来ないはずです。


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