お腹には足三里というツボ?

今回は有名どころのツボ(経穴)の一つである

足三里(あしさんり)についてお話していこうと思います。

足三里はツボ的には有名なものの一つですので

知らない人も是非覚えて活用出来たらいいかなと思っています。

足三里ってどこ?

まずは足三里の場所についてからお話しないと始まりませんので、簡単に説明しようと思います。

足三里は上記の図の場所になりますが

これだけだと正確性に欠けますのでもう少し踏み込んでお話しますと、

  1. 膝のお皿を見つける
  2. お皿の下の外側にくぼみがあるのでそこに人差し指を軸に、小指まで並べる
  3. 小指が当たったところが足三里

といった感じになります。

因みに人差し指から小指の4本分は寸法でいうと3寸の目安になりますので、

「皿の下の外側のくぼみから三寸」

と言い換えることもできます。

余談ですが、そのくぼみの場所は犢鼻(とくび)というツボ(経穴)で

主に膝周辺の痛みを中心とした効果や
足のだるさを和らげたりなどの期待がされています。

足三里の期待される効能

まず、足三里を刺激することで
どのような効果が期待されているかを列挙していきますと、

  • 腹痛
  • 下痢
  • 嘔吐(吐き気がしても吐けないときにも)
  • お腹の冷え
  • 膝の痛み
  • 足のしびれ
  • 歯の痛み
  • 歯槽膿漏(しそうのうろう)
  • 夏バテ

一通りざっと挙げるとこんな感じになるでしょうか?

見てもらうとわかりますが、
大きく分けてお腹に関する内容と、膝を始めとした足の内容が多いですね!

余談ですが歴史上で有名な人物の一人で

松尾芭蕉(1644年-1694年)という、
奥の細道などで有名な俳句を読んだ江戸時代の方がいるかと思いますが

彼もこの足三里にお灸をしながら奥の細道の旅をする時に使用したということもあったそう。

足三里はどうやって刺激したらいい?

場所的に手が届きますので普通に指で押す場合は

強めに数分(2~3分)程度押していく形になります

しかし、足三里の場所であるスネのところは
実際に押してもらうとわかるのですが、思ったより固い場所なんです。

実際あんまマッサージ指圧師を志す際

指圧の練習をする場所の一つにこの足三里を含めたスネの筋肉である
前脛骨筋(ぜんけいこつきん)があるくらいです


そんなわけで鍼灸院で鍼をしてもらっても全然良く、

なんなら鍼だとやり方次第でご所望なら簡単に強い刺激も可能なのです

しかし、一般の方では鍼は使えないのでお手軽にやる方法としては、
上記でお話した松尾芭蕉のようにお灸をすえるのがいいかなと思います。


特にお腹の冷えだったり吐き気だったりの類は特に温めてあげたいんですよね。

指への負担も考慮すると
置いて火をつけて温めるだけでやれるせんねん灸は簡単ですよね!
(使用の際は水を溜めた容器も置いてくださいね!)

なぜお腹には足三里?

足三里がお腹にいいと言われる理由のうちのひとつとして
四総穴(しそうけつ)と呼ばれるものがあります。

その四総穴の内容の一つに、

「肚腹は三里に止め」
※肚腹がお腹の事、三里は足三里のこと

という内容があり、これがお腹には足三里がいいと言われる理由となります。

尚、他の3つはというと、

があります。それぞれ使いやすいツボとなっていますよ!

まとめ

今回はポピュラーであろうツボの一つである足三里を紹介してみましたがいかがでしょうか?

足三里は場所を少しだけ覚えないといけないものの、

手が届く場所なので普通に押すのもよし、お灸(せんねん灸など)をすえてみてもよしなので

該当する内容で気軽に使えるからいいと思いますよ!

因みに他のツボもそうですが、
中々知ってる人が若い世代程少なくなってきてるような気がしなくもないので

見て覚えた方もですが、他の方にもどんどん広まっていき

少しでも健康の助けになったらなあとは感じています。

夏バテがある時期などのお供にいかがですか?

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