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鍼灸マッサージケアの部活動時代のお話

    投稿日:2023年1月12日 | 最終更新日:2023年7月6日

    鍼灸マッサージのケアは学生で部活動をしている方もどんどん取り入れていいと思います。

    当然そうでない人でも、体育大会みたいな内容もありますので遠慮はいりません。

    平成後期あたりから学生の運動力低下によるものなのか、
    ケガしやすいなどの話もよく聞きますし
    尚更ケアは気を付けた方がいいのかもしれません。

    それはさておき、今回は部活動のケアについてになります。
    大人の皆さんの中には子供は若いからしっかりとしたケアなんてしなくても
    ストレッチ位で大丈夫と言う人がもしかしたらいるのかもしれません。

    しかし実際はそんなことはなく、部活動もですが
    クラブチームのように、力を入れてやっている人は尚更だと思います。

    そこで筆者が高校生の時に所属していた部活動が厳し目な方だったと思いますので
    そのお話を交えていこうと思います。

    部活動の活動レベル強度

    まず最初に部活動の活動レベルがどれくらいだったかを記載しておかないと始まりませんので
    そこからお話して行こうと思います。

    因みに高校時代の話になりますが陸上部(長距離)でした。

    部全体の成績は駅伝でブロック大会出場レベル、個人では全国入賞した人もいた

    所属していた学校は県立高校ではありましたが、
    顧問の先生がかなりのやり手でしたのでその成績はかなりの物だったと思います。

    顧問の先生は、素人からどこまで才能ある人たちに戦えるか

    これをモットーに活動をして、特に駅伝に力を入れていました。

    その積み重ねもあってか、愛知県大会で
    6位入賞で男女共に東海大会(ブロック大会)出場という成績を収めることが出来ました。

    更に先輩の中には個人種目で全国5位を取ったのを最高に、
    それ以外の方々も東海大会まで行ったりしました。

    ・・因みに筆者の成績は聞かないでください。卒業後にわかったことですが
    実は当時不整脈があってまともに走れなかったのもありましたので。

    練習は自主練習も含めたらほぼ毎日

    次に練習強度はといいますと、一言で言えばほぼ毎日でした。

    テスト中であろうと、部活動がない日曜日などであろうとです。
    何なら修学旅行などの学校のイベント行事中でも自主練してた位です。

    朝5時起きして皆がまだ寝てる中走ったものです

    文字通り完全にお休みという日は試合の翌日位じゃないでしょうか?

    普段学校がある日はトータルで恐らく20㎞位は走ったのではないでしょうか?

    合宿も強豪の私立の学校が先生同士でつてがあったのか、一緒に練習した位で
    山道を1回の練習で20㎞など普通でした。

    後は実際やってる人しかわからないかもしれない言葉を並べますが
    ポイント練習はペース走だったり、1000m×何本だったり、他にもサーキット練習などもしたはずです。

    細かい内容はさておき、
    とにかく練習量はどう考えてもしっかりやってたという事が伝わればと思います。


    後練習強度以外では、試合前は軽めの練習で調整し、
    試合前日に1000m走を1回だけ行って刺激を入れたりもしました。

    その際身体のメンテナンスも同時に意識して行いました。

    部活動でのケアの頻度はどうだったか?

    次に練習量に対してケアがどうだったかというお話になります。

    • 練習前、練習後じっくりストレッチ(30分前後)
    • 練習後は足を流水で冷やしていた
    • 練習後はペアを組んでほぐしていく
    • たまたま途中から環境上鍼が使える先生が来ていた時があり、その時は施術を受けた
      (ただしレギュラーの人のみ)
    • ケアではないが、練習の中に疲労を取るという名目の
      スローペースのランニングメニューもあった(60~90分)

    箇条書きで羅列するならば、部内だけでの内容ではざっと以上の通りでした。

    しっかりケアが効かせられていたかどうかはさておき、
    やるべきことをかなりやっていたことが分かるはずです。

    故障している人はそれでも結構いた

    ケアはしっかり入れていたのは上記の通りですが、
    それでもかなり故障、つまりケガをした人はかなりいました。

    普通に色々な場所を痛めたなどは勿論ですが、
    よく聞いていたのはシンスプリントと呼ばれるものや、疲労骨折辺りでしょうか。

    シンスプリントは、脛骨(けいこつ)の周りにある骨膜が炎症を起こすスポーツ障害です。脛骨過労性骨膜炎とも呼ばれます。運動時や運動後にすね内側の中央から下方1/3にかけて、ズキズキとした痛みが生じます。

    引用:OMRON

    因みにシンスプリントというのは上記の引用文の通りですので
    丁度頻度としては起きやすい年齢だったともいえましょう。

    鍼灸マッサージはセルフケアをしていても受けるべき

    ここまでで筆者自身の高校時代の部活動の様子を簡単に並べてみましたが

    結論からすると、どれだけ自分でセルフケアが出来ているつもりでも
    時にはプロに任せる必要があるという事でしょう。


    今回の部活動に限らず、普段からセルフケアをできている人は確かに素晴らしい事なのは否定しませんが

    やはり素人では見逃してしまうコリだったり疲労があるかと思いますので
    その結果がもしかしたら疲労骨折やシンスプリントの頻度が
    大きくなっている要因だったのかもしれないと自身の部活動内容を振り返ってみても思います。


    因みに自身は疲労骨折もシンスプリントもなりませんでしたが、
    偏平足気味だったので測定筋膜炎に苦しみました

    普段からのケアとプロのチェックと両方行っていけば
    故障しにくくなると思いますので、その結果練習も積み上げれるのではないかと思います。

    まとめ

    今回は筆者の体験を踏まえながら、ケアについてお話してみました。

    学生時代は若いわけですから、ちょっとしっかり手を加えるだけでも改善も早いので
    部活動に限らず、練習が厳しいスポーツをしているほどプロの手を借りてもいいのではと思います。

    もちろんそうでない人も、ちょっとした違和感があれば一度見てもらうのも同様です。

    ケアに限った話じゃないですが、素人とプロの視点というのはやはり違いますし
    プロの手を加えただけでもあんなに長引いたことは何だったのか?という事も珍しくありませんので。

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