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【鍼灸マッサージ師が教える】ストレッチだけでは疲労やコリは取りきれない?

ストレッチはよく疲労やコリが溜まっていたりする場合にお手軽に出来る手段の一つであります。

一人でもできますが、二人一組ならそのバリエーションはかなりのもの。

確かにコリや疲労の対策にはなるにはなりますが、実際はそれだけでは足りません。
鍼灸マッサージで柔らかくしてからの方が、ストレッチはより効果的に可能だったりします。

そんなわけで今回はストレッチと疲労やコリにまつわるお話をしていこうと思います。

なぜストレッチだけでは物足りないのか

ストレッチは筋を伸ばすことで動きをよくするという、
日常以外ではスポーツ前後でも良くするものであります。

ではなぜストレッチだけでは物足りないのかという事になりますが、
まずコリに関してから話していきますと、
そもそもストレッチというのは、基本的に表面辺りしか伸びないというところから始まります。

そしてストレッチだけではコリなどからくる、
奥の固くなった筋肉などまでアプローチがしにくいわけです。

例えるならば、ラーメンの麺を作るにあたって
足踏みだけで強い腰を作ろうといった感じに近いモノでしょうか。
(ラーメンはしっかり叩いて伸ばしたりしないと強いコシが出来ない)

疲労感に関してもそうです。
もちろん、ストレッチをやらないに越したことはありません。
例えば立ち仕事で疲れてきたときに、モモ裏を伸ばすべく、前屈を入れるだけでも緩和はされるでしょう。
しかし、こちらも上記のコリの話と同様に、根本解決にはならないわけです。

本当に疲労やコリを取り切って長持ちしたい場合は、
やはりストレッチでは届かないであろう、奥のコリをどうにかしないといけないわけですね。

こむら返り等に対しても同じことが言える

足がつるという代表格であるこむら返り。
原因はいくつかありますが、該当する場所がこり過ぎてたりして筋肉が固くなると確率が上がります。

一時しのぎに強めのストレッチという方法が確かにありますが、
根本解決ではありませんので、上記のコリの内容と同じく、奥のコリを取り切り隊となります。

ストレッチの加減は間違えると大変なことになる

ストレッチは体をほぐす手段の一つではありますが、やりすぎはよくありません。

加減が弱すぎたら物足りないですが、あまりにも強くし過ぎると逆効果です。
詳しい内容は以下の記事に記載してますのでご確認ください。

鍼灸マッサージでストレッチ前にコリを取りましょう

ストレッチだけでは奥のコリは取れないと言いました。
そこでしっかりとるためには、やはり鍼灸マッサージで根本からアプローチをしたいという事になります。

マッサージもきちんと行えば、そんな奥のコリに対してもアプローチできますし、
それでも無理ならば鍼を使って、手の届かないところまで刺激も可能となります。

一度奥のコリを取ることが出来たならば、それ以降ストレッチしてみるとわかりますが、
コリで邪魔をしていた分の柔軟力は戻ってきますので、いつもより快適に伸ばすことが出来るはずです。

更に疲労などにつきましても長持ちしますし、途中でちょっと疲れを感じてきたとしても
ちょっとケアをするだけですぐに改善の期待がありますので、いい事しかありません。

当院ではそんな奥のコリに対して指圧マッサージでも鍼灸でもしっかりアプローチを行っています。

加減や状況に気を付けてストレッチを

ストレッチは一人でも行える気軽なものですが、
元々柔軟力が弱い人や、現状固くなってしまっている状態ですと、どうしても億劫になりがちです。

しかし一度鍼灸マッサージ治療などで筋肉を柔らかくしておくだけでも、
それ以降のストレッチがしやすくなりますので、それを知っているかどうかは大分大きいです。


後はやりすぎて痛めないようにだけ注意すればバッチリでしょう。

日頃ストレッチだけでどうにかしたい人もいるかもしれませんが
これを機に一度しっかり鍼灸マッサージでほぐしてから行ってみませんか?

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