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頭は意外と重い?そこからくる様々な負担について

    投稿日:2021年9月2日 | 最終更新日:2024年4月13日

    突然ですが、頭の重さってどれくらいあるかご存知ですか?

    頭の重さは成人では体重の10分の1と言われていますので、おおよそ5~6kgとなります
    今回は頭の重量から来る身体の負担について簡単に触れていけたらと思います。

    頭の重さは他のものだと大体どれくらい?

    本題に入る前に頭の重さが他のものだとどれくらいかを見てみようと思います。

    とりあえず体重60kgと仮定して頭の重さが約6kgとするとそれに該当、
    もしくは近い重さのものは次のようになります。

    重さの目安
    ※基本約6kgですが、そうでない場合は詳細に記載
    詳細など
    生まれたての赤ちゃんの体重平均サイズ二人分全体の平均重量は3kgだが、性別に分けると
    男の子が3.04kg、女の子が2.96kgといわれています
    砂糖3袋分一般的なやつは1袋1kg
    Mサイズのスイカ1個5kg
    2リットルのお水3本分約6.7kg
    350mlの缶ビール18本位
    お米の小袋3つ分小袋サイズは1つ2kg
    小学生の最も重い状態の日のランドセル平均4.7kg+ランドセル重量で約6kgになるらしいです
    犬のトイプードル2匹分位チワワ、マルチーズなども
    1匹辺り3kgみたいです
    大人の猫2匹分
    バスケットボール7号サイズ10個分位1つあたり約0.6kg。
    一般的なバスケット男子につかうサイズ
    かぼちゃ4個分1つあたり約1.5kg
    キャベツ6個分1つあたり約1kg
    文庫本35冊分位7冊で約1.2kgらしいです
    ピカチュウ1匹ポケットモンスターのねずみポケモン。
    全長40cm。電気技を使う

    6kgになるように色々絞り出して書いてみましたが、どれか一つでも実感出来ればと思います・・・
    (若干一つ不可能なのがありますが)

    姿勢が悪いと約6kgの頭によって負担がかかるもの

    頭の重さが大体把握できたという所で、本題に入りましょう。
    約6kgの頭を主に首の筋肉が支えているわけです。

    正しい姿勢でいる分には負担が少ないのですが、
    これがちょっと前かがみや猫背を続けてしまうとじわじわと負担がかかってしまいます。

    前屈や猫背を続けたままにしていると頭の重力は前に当然行きます。

    その際、主に負担がかかるのは僧帽筋という筋肉となります。

    引用:Wikipedia

    上記の赤い部分が僧帽筋になりますが、見ての通りかなり広い範囲で分布しております。

    頭が前傾姿勢だったり猫背が続くと、この僧帽筋が引っ張られるのは容易に想像できるかと思いますが
    同時に背中の負荷がかかって疲れになるのもわかるのではないかと思います。

    だから座って作業する際に姿勢を真っ直ぐにする必要があったんですね。

    頭の重さを逆に利用してみよう

    頭の重さはメリットにすることも出来ます。

    一番わかりやすいのがストレッチ。普通に首を回すだけでもそれが実感できるレベルです。
    一定方向を延ばしたい場合は上記で説明した僧帽筋(背中側)もですが、首の横を伸ばす時も有効です。
    単に伸ばしたい方向に首を曲げつつ力を抜くだけでもそれなりに伸びますが
    手を添えてあげると、より良く伸ばせるようになります。

    伸ばしたい場所手を添える位置
    首の左右伸ばしたい側の即頭部を逆の手を使って後ろから持つ
    (左側の首延ばしたい場合は右手、右側の首なら左手)
    首の後ろ両手を組みながら後ろで組む



    因みに他の部分も含めてストレッチについては以下をどうぞ!
    昔(2000年以前)と違って伸ばしっぱなしのストレッチはしていないようですよ!

    正しい姿勢をなるべくとって、頭の負担をかけないようにしましょう

    頭の重さはそれなりに重いので、変な姿勢を続けると負担がかかるのは
    微妙な重さの荷物をずっと持ち続けていたり、ぶら下げ続けることによる負担と似ていると思います。
    (つまり上記の動作をやりつづけると肩、あるいは腰などにも負担が来るということですね)

    したがって正しい姿勢を取れるなら、
    意識するだけでも身体のダメージが減るのでぜひやってほしいですが
    美容師さんや建築業辺りの仕事のようにどうしても変な姿勢を取らざるを得ない場合もありますので
    その際は身体が悲鳴を上げる前にケアをすることで、最悪の事態を回避していくといいでしょう。

    大事にならないように身体の状態は気を付けていきましょうね!

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