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寝違えについて。もしなってしまった時の対処法は?

    投稿日:2022年10月4日 | 最終更新日:2024年3月25日

    ある日寝て朝起きたら急に首または肩の付近が痛くなる・・そんなことはありませんか?

    場合によっては首が動かせなくて日常が大変になるなんてことも珍しくありません。

    そんな寝違えについて今回は簡単にお話していこうと思います。

    寝違えってどんなのだっけ?

    大雑把にいうと寝違えは冒頭で述べた、
    「寝て起きたら急に首や肩が痛くなった」で大体間違いありません。

    ただ痛くなるだけでなく、首を動かそうとすると痛くなりますので
    場合によっては日常生活にも影響を大いに与えてしまうものでもありますね・・

    例えば車の駐車場の車庫入れなどで後ろを向けないといった感じのところだったり
    野球のフライボールを取る際に見上げることも辛かったりという感じでしょうか?


    程度もピンキリで、痛いながらもそれなりに動ける人もいれば
    ちょっと動こうとしただけでもうダメな人まで様々な上に
    重症レベルですと、どの首の動きをしようとしても痛みを出してしまう人もいます。

    後いうべき内容は、炎症があるという事ですね!
    つまり分類的に言うとぎっくり腰や捻挫と共通して熱がある状態だったりします。


    余談になってしまいますが、寝違えの正式名称は
    急性疼痛性頸部拘縮(きゅうせいとうつうせいけいぶこうしゅく)と言います。

    寝違えにもしなったら?

    動かすと頚が痛いので、寝違えが起こった時には痛い方向には動かさずにいる方が良いでしょう。
    医療機関で処方される湿布には、炎症を抑えて痛みを取る薬剤が含まれていますので、痛い部分に貼るのは有効です。
    鎮痛消炎薬や筋弛緩薬の内服も有効でしょう。可能なら緩やかにストレッチするのも有効な場合がありますが、
    痛みを我慢してストレッチするのは逆効果の場合があります。筋肉のけいれんが原因の場合には、
    こむら返りの治療で使う漢方薬が有効なこともあり、痛い筋肉や筋膜に局所麻酔薬を注射する方法が有効な場合もあります。

    引用:日本整形外科学会

    もし寝違えになってしまったらお医者さん的には上記の引用文にも書いてありますが
    基本的に安静にしたり湿布を貼ってくださいとなるはずです。

    そして寝違えは上記でも述べた通り炎症が起きている状態ですので、
    例外はありますが基本は動かしたりほぐしたりはしない方がいいわけです。
    代わりにやれそうなのはそれを抑えるために冷やすことが良いとされています。


    また程度によりますが、
    数時間から数日位で徐々に収まっていくと言われています

    しかしあまりにも良くならなかったり、痛みが強すぎる場合は
    一度検査をしてみて他の症状がないかを見てもらうのも手だと思います。


    普通に肩こりがひどいだけという場合もありますが念入りに越した事はないでしょう!

    仮にもしヘルニアやリウマチだったりしたら大変ですから・・

    寝違えに対しての鍼灸マッサージアプローチは?

    寝違えに対してのアプローチ方法は状況によって違うもののあるにはあります。

    まず上記でも述べた通り、
    炎症している首は基本ほぐしたりはせずに鍼を中心になるかと思います。

    主に経絡治療と呼ばれる方法を取りつつ、
    寝違えに対していい場所に鍼を使って刺激していきます。

    もしほぐすとしても首に関係のある肩や顔の方などに刺激を与える形になるでしょう。

    程度が軽ければ早い段階でいい状態に持って行く可能性はありますが、

    重症クラスですと1回やそこらでというわけにはいきませんし
    首の動きによっても差が出て、その中でも上向きが手ごわいかなと思います。

    漫画で寝違えの対処法があった?

    2001年から週刊少年マガジンで連載していて
    ドラマにもなったことがある「ゴッドハンド輝」という作品がありました。

    天才外科医を目指す主人公のお話で、色々な病気などが出てきつつ
    手術も行ったりしますが、そのお話の中で寝違えについても触れていました。

    該当する内容がこちらになります。

    記載されている通り原因によっては厳しいものがありますが、
    もしなった場合のアプローチの方法の一つとしてはアリですね!

    寝違えにしにくい身体づくりと、なっても無理しないようにしましょう

    寝違えは寝ている間に起きますので一見防ぎようがないように見えます。

    しかし内容によっては普段からの肩こりなどの筋肉をやわらかくするだけでも
    予防、あるいは万が一なっても軽傷で済む可能性もあり得ます。
    したがって普段から身体に状態に耳を向けつつ、
    異変が起きたときに早いうちに対処できるようにしておきたいところですね!


    筆者はこの記事を書いている時に丁度軽く寝違えになってしまっていたのですが、
    疲労的にも怪しいと思っていた矢先でしたので、一歩遅かったかなという感じでした・・

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