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おへそにも神闕というツボがある??

    投稿日:2022年10月15日 | 最終更新日:2023年7月6日

    そもそもツボ(経穴)と呼ばれるものは身体の至るところにあり
    実際その数は361穴(1984年のWHO基準)と膨大にあるわけですが、

    実はおへそもその一つだということを御存知でしょうか?

    知られているようで知られてないかもな所ではありますが、

    今回はそんなおへそがツボである、神闕(しんけつ)という場所についてと
    そのおへそにまつわる内容もいくつか交えてお話していけたらと思います。

    神闕の場所はおへその上

    冒頭で言ってしまっているので言う必要はないとは思いますが
    改めて一応ここでも紹介しておきます。

    神闕(しんけつ)というツボがどこかといいますと、
    まさにおへそそのものだったりします。

    そしてこの神闘というのは神が宿るなんて言われている場所でもあったりします。

    おへそといえばお母さんと赤ん坊(胎児)が
    へそのおで繋がっている場所でもあり、それを通じて栄養素や血液などの
    大事なものを贈るという意味でも重要だったりします。

    そのような点からしても、おへその辺りはエネルギー消費が激しいとも言われています。

    雷が鳴るとおへそが取られる?

    最近はもしかしたら知らない人もいるかもしれない内容ですが

    主に小さい子供の時などに、
    「雷が鳴るときはおへそを隠さないととられるよ!」

    といった感じで教わったたり聞いた人がいたのではないでしょうか。

    そのように教わった素直な子供達はほぼ間違いなく
    シャツをしまったり、あるいは腹巻をしたりなどの様々な手段を行います。

    しかしながらどうしてこのようなお話があるかといいますと、

    これはお腹を冷やさないようにしましょうという
    隠されたメッセージだったりするんです。


    したがって後述する通り、おへそを温めるといいという話に結びつくことになります。

    神闕はどのような効果が期待されている?

    おへそ、つまり神闕を刺激するとどのような効果が期待されるかといいますと、

    • 腹痛
    • 下痢
    • 滋養強壮(つまりエネルギー活性化)
    • 冷えの類

    他にもありますが大体このような内容があったりします。

    主にお腹周り関連のものが多いのは確かではありますが、

    滋養強壮の手伝いにもなるというのは意外だったという人も
    もしかしたらいるのかもしれません。

    ただ上記の方でもお伝えした通り、エネルギー消費が激しいとされていますので
    お腹を冷やしたりすることでエネルギーが行き渡らない状態になりますと

    上記の状態に加えてやる気がでなかったり免疫力が当然下がりやすくなり
    肥満や不妊、アレルギーなどの症状にもつながると言われています。

    神闕を刺激するならお灸

    神闕を刺激する方法は場所が場所ですので、
    鍼や指圧には不向きというより禁忌とされている都合上、方法が限られてきます。

    したがって神闕を刺激するなら温めるのが一番いいでしょう。
    鍼灸マッサージ的にはお灸一択となるわけです。

    神闕、つまりおへそにお灸を始めとした温める行為をすることで
    お腹の奥まで熱がいきやすく、
    その結果内蔵にも良い刺激として伝わっていくのでこれがいい形となります。

    温めることでリラックスもするので
    自律神経の類にも助けにも期待することができるでしょう。

    ちなみにお灸をもしやるならそのまま置いて温めてももちろんいいのですが

    もし可能な環境であればですが、塩灸(しおきゅう)というものが個人的にオススメです。

    おへその上に塩を盛ってからお灸をするという形になりますが
    これが結構気持ちよかったりするんです。

    後はお灸をする際には
    ついでに腰周りだったりおへそ周辺にも一緒にやると更にいいでしょう

    まとめ

    おへそは元々大事な場所であるということはなんとなく想像がつくかもですが

    そもそも出産云々の話からしても、
    胎児とつながる場所のへそのおがあるいう点でもそれは明らかでしょう。


    冷やしたら良くないということは道中でもお話しているはずですが

    冬場のような寒い時はもちろんのこと、
    暑い夏場でも別の形でお腹を冷やすことがありますので注意したいです。


    夏場でお腹が冷やす条件といえば、涼しい部屋に長い間いるのはもちろんの事ですが
    それ以上に直接ダメージが来やすいのは、冷たいものを取り過ぎる場合が特に注意です。

    どんな形や季節であれ、お腹は冷やさないようにしていきたいところです。

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