投稿日:2022年9月13日 | 最終更新日:2024年1月24日
パソコンやスマートフォンなどの事務仕事を筆頭に、年齢を問わず負担がかかるであろう目の疲れ。
専門的に言葉で言えば眼精疲労(がんせいひろう)と呼ばれています。
現代社会で目が疲れてない人はいったいどれくらいいるのかという位に
目が疲れている人の方が圧倒的に多いと言っても過言ではない、
切っても切り離せない症状だと思います。
今回はそんな目の疲れ、
つまり眼精疲労についてスポットを当ててお話していこうと思います
眼精疲労について簡単に内容を見てみる
まず眼精疲労は日本眼科学会によると次のような定義となります。
眼精疲労とは、視作業(眼を使う仕事)を続けることにより、
引用:日本眼科学会
眼痛・眼のかすみ・まぶしさ・充血などの目の症状や、
頭痛・肩こり・吐き気などの全身症状が出現し、
休息や睡眠をとっても十分に回復しえない状態をいいます。
これは単刀直入に言えば日常からの負担によって目が疲れていますという事なのですが、
実際はそれだけではなく、頭痛や肩こりといった
目以外のところにも影響が来ているのがよくわかるはずです。
そして眼の負担が休息に追いついていないというところも特徴的です。
目が疲れる原因は?
日常で目が疲れる状態は、目を使うもの全てなわけですが
これの内容がどんなものかを思いつく限り列挙していきますと、
- テレビを見る
- パソコン作業や視聴
- スマートフォンをつかったあれこれ
- ゲーム
- 運転
- 度数が合わない眼鏡を使用
(あるいは視力低下してピントがあってないときも) - 細かい作業
- ドライアイ
- 緑内障・白内障などの症状
このような感じでいくらでも並べることが可能なのが分かるかと思います。
しかし目を使うもの以外の原因もありますので
その辺りも触れていきますと、以下のようなものも考えられます。
- ストレスなどの心因性
- 全身の疾患から伴うもの
- 環境
つまり一概に目を使うものだけが原因とも
はっきり言いきれないところもあるので、覚えておきたいところです。
眼精疲労はどうしたらいいの?
上記までの内容を見るとわかるように、
眼精疲労の原因が目からくるものでない場合がたまにあります。
なので、必ず一つの内容で改善というわけにはいきませんので
まずは眼精疲労になった原因が何かを突き止めるところからになるでしょう。
そして純粋に目を多用してからの疲れなら後述する内容でいいでしょうが、
白内障・緑内障などの症状だったり、
目が原因じゃない眼精疲労などの別の物だった場合は
お医者さんの出番であることが多いと思いますので、
本当に心配の場合、あるいは後述するような対処方法でも改善が見られない場合は
眼科などで一度見てもらうことを強く推奨します。
目の疲れが原因の場合の対処一例
純粋に目の疲れが原因の場合の対処の一例を並べますと、
- 温める
- 冷やす
- 目の周りをマッサージする
- 鍼をする
このあたりがすぐ思いつくのではないか思います。
このうち3にあたる、目の周りをマッサージする行為は
自分で行っても全然問題がないのでやれる人はやってもらって構いません。
しかし、自身で行った場合手の負担がかかりやすいことと、
更に目の疲れのためには頭も併せて行った方がいいということになっていきます。
ただ、頭は顔以上に固いので手の負担は顔の比ではないでしょう。
そういう訳ですのでプロに素直に任せてやった方が良いかと思います。
因みに頭については以下に記載してますので併せてみてもいいと思います。
4の鍼をするについては、当然ですが資格がないと無理なので、
自身が資格を持っている人でもない限りはやってもらうしかないのですが、
お顔に鍼といえば美容鍼ということになります。
美容鍼は一見女性のイメージが強いように見えますが、
決してお顔に鍼を使用するのは美容のためだけでなく
今回のような眼精疲労だったり頭のコリ等にも良いですので
男性でも全然受けていいのです。
後、1と2の温めるか冷やすに関してはどっちがいいのかという疑問があると思いますので
下記に表にまとめてみましたので参考にしてもらえたらと思います。
但し、冷やす内容はほぐしたりマッサージしたりはお勧めできないものなので、
もし自身でマッサージをするという方がいたら注意していきましょう。
冷やす | 温める |
・目が充血した状態 ・目が炎症した状態 ・目が腫れてしまった | ・瞬き回数が減った結果 ドライアイなどの、目がショボショボする内容 (パソコンやスマホなど) ・純粋に目が疲れたと感じた場合 ・頭痛や肩こりが一緒に感じてる時 |
目の疲れを貯めすぎないように、日頃からケアをしていきましょう
今回は目の疲れである眼精疲労についてお話してみましたが
目の疲れだけが原因ではないということも頭に入れてほしいところですね!
後は場合によっては眼科でしっかり見てもらった方が良い場合があるのと
目も含めた、お顔をほぐしたりするだけでも
大分違いますということも理解してもらいつつ
やはり一度プロの手でやってもらった時の変化も
体感してほしいかなというのもお伝えしたかった次第です。
何にせよ、日常で目を使うことばかりですので
疲れを感じたらどんな方法でもいいと思いますので、
まずは目を休めることも忘れないようにしたいところでしょう。