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肩こりの原因について考えてみよう

鍼灸マッサージ院でよく質問される内容の代表格の一つとして、

肩こりの原因ってなんですか?

といったものが良くあります。

すぐに思いつきそうなものとしてデスクワークや細かい作業などがありそうですが
実際は原因が一つだけではないので一概には言えませんね

今回はそんな肩こりの原因をいくつか挙げてみようかなと思います。

肩こりの原因は人によって様々

肩こりといって一番イメージが沸く場所がどこかと言えは
恐らく上記イラストの触っている場所が強いはずでしょう。

しかし実際の肩の範囲はそこだけではなく、
肩と腕のつなぎ目も肩ですし、肩甲骨と呼ばれる骨や背中の上の方もそうです。

もう少し言いますと、背中側には上記の触ってるところも含めた
広い筋肉である、僧帽筋というものもあったりします。

引用:Wikipedia

画像の赤い部分が僧帽筋と呼ばれる筋肉の範囲となります。

これを見ただけでも肩にまつわるものが広いということがわかりますね?

とりあえず、肩と呼べる範囲は一般の方が思う以上に広いという事を
認識できていれば問題ありません。

そんなわけで肩こりの原因と思われる候補をいくつか挙げてみましょう。

同じ姿勢でいすぎた

同じ姿勢で居続けるものは沢山ありますが
その中で一番わかりやすいのはデスクワーク辺りでしょうか?

パソコンもですが、スマートフォンやテレビや動画、
あとは裁縫などの細かい作業をする際に見続けることで
首をはじめとした周辺の場所に緊張した状態が続きます。

これらをしている姿勢がまだ綺麗ならば負担は軽くなる可能性を秘めていますが
特にリラックスしてあれこれしている人の方が大半だと思いますので、
頭の重みも手伝って肩から背中にかけて負担がかかりやすくなるでしょう・・

首や目の疲れから来ている

上記の同じ姿勢の内容にも共通する内容ですが、
肩と首は筋肉的にも隣同士というか、つながっているので
首に負担がかかれば必然と肩にも影響が全くないわけにも行きませんよね?

そしてそれは目にも言えていて、首と目もほぼ隣同士みたいなものなので
目が疲れる→首が疲れる→肩も疲れる
のような、負の連鎖があっても何ら不思議ではないと思います。

腕から来ている

冒頭で、肩と腕の節目の場所も肩と言いましたが
そんな繋がっている腕に負担がかかれば肩にも影響がないとも言えませんよね?

つまり、デスクワークでもパソコンなどの細かい作業の人は上記までの内容も含めると

  1. 同じ姿勢で首が疲れる
  2. パソコンの画面により目が疲れる
  3. データ入力により腕が疲れる
  4. 1~3の結果多方面から肩に負担がかかる

となったりするので、如何に肩がこりやすい環境かというのがこれだけでも想像似た安いでしょう。

因みに実際肩の疲れをほぐすために腕も一緒にほぐしたりもするんですよ?

そして腕が疲れているという事は
場合によっては腱鞘炎も起こっている可能背も考えられます。

ストレス

ストレスと一口にいっても色々あります。

  • 純粋にイライラする出来事が続いた
  • 仕事などでミスが許されない環境下のため緊張感ある
  • 急な出来事でショックが大きいなど

こんな感じでしょうか??

ストレスの過剰な負担は実際肩こりに限った話ではなく
ほかの場所にも影響があったりするので
ストレスはほどほどにできる環境が望ましいですね・・

例えばですが、お風呂でリラックスするだけでも
これが原因ならある程度までならスッキリできる期待もあるくらいです

まとめ

肩こりの原因と思われる候補をいくつか挙げてみましたがいかがでしょうか??

上記の内容だけでもいくつかある為、治療院では
まず、肩がこる原因が何かをよく質問される患者様に対して、
まず普段の生活がどのような動きをしているかお聞きして
そこから一緒に原因を探すスタイルを取っています。

(これは肩こりだけの話ではないんですが)

そうやってお話しして行くうちに、人によっては
思わぬ理由が原因になっていることもなくはなかったりします。

そして可能であればその肩こりになる原因をどのように取り除く、
あるいは軽減させるかで普段の負担も減るのではないかと思います。

その一例が肩周りに対して動きを作ってみたり、
筋トレしたりというものがありますが

肩こりが酷い人は定期的に動かす前に一度ほぐしてからの方が
それらの内容も更に効果的に維持もしやすくなると思います。
というのは、コリが原因で柔軟力が落ちているのもあるからです。

後は原因が四十肩・五十肩と呼ばれるものの場合は話が変わってきますので
そこに関しては注意が必要となります。

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