投稿日:2020年11月4日 | 最終更新日:2024年6月19日
あるきっかけで突然力が抜けて動けなくなったという症状があります。
そう、ぎっくり腰というやつがその例の一つですね!
ぎっくり腰はなった人にしかわからない、あの何とも言えない痛みなわけですが
あるきっかけによるものが原因でぎっくり腰になるわけではなかったりします。
今回はそんなぎっくり腰について簡単に触れていこうかなと思います。
そもそもぎっくり腰って何?
ぎっくり腰の正式名称は急性腰痛症状と言います。
そしてその症状から、魔女の一撃とも言われる事もあったりします。
字の如く、急に腰痛が起こったものなので詳しい説明は不要だと思いますが
そんなギックリ腰の状態をざっくり状態を説明しますと、
- 腰が力が抜けた感じになる
- 腰が真っ直ぐに伸ばせない時もある
- 酷い時は立つ事も困難になりえる
主に上記のような感じになり、どの症状にしても生活に大きく響くものであります。
ぎっくり腰になるメカニズム
ぎっくり腰になると大変なのは周知の事実ですが、そうなるまでの課程はどうなのか?
大抵の人はおそらくですが、
- 座ってる時に立ち上がったからなった
- ちょっと物が落ちたので拾おうとしたらなった
- 重いものを持ち上げようとしたらなった
- 諸事情でジャンプして、着地した衝撃でなった
と言った感じで、ぎっくり腰になる直前のものを原因と思ってる方が多いかもしれません。
しかし、これはあくまでぎっくり腰になるきっかけにすぎず、
根本的にはそうなるまでの課程の事が多いと思います。
単純な所を取り上げますと・・
「腰・あるいは腰に関係のある場所への負担や疲労がたまりにたまったから」
例外もありますが、大体これに尽きると思います。
腰に負担がかかりそうな代表例は荷物を常に運ぶような仕事の人もですが、
美容師さんや調理師さんなどの長時間立ち仕事をする人も要注意です!
スポーツジムでウェイトトレーニングに励む人もいますが
彼らも油断をすると腰にダメージは簡単に来ます。
ここまでの内容をピストルも交えながらまとめていきますとこうなります。
- 日常や仕事などで腰に負担がかかる要素が増えていき、疲労やダメージが蓄積
(ピストルでいうと弾丸を込める) - 日常の腰痛となって出始める時もあり、条件が揃う
(ピストルでいう、セーフティ解除した状態) - 何らかのきっかけによりぎっくり腰が発動!
(トリガーを引いてピストル発射!)
つまり、疲労は溜めすぎちゃダメってことですね・・・
痛みの原因はさまざまで、腰の中の動く部分(関節)や軟骨(椎間板)に
引用:日本整形外科学会
許容以上の力がかかってけがしたような状態(捻挫、椎間板損傷)、
腰を支える筋肉やすじ(腱、靱帯)などの柔らかい組織(軟部組織)の損傷などが多いと考えられます。
しかし、下肢に痛みやしびれがあったり、力が入らないなどの症状があったりするときには
椎間板ヘルニアや中年以上では腰部脊柱管狭窄症などの病気(疾患)の可能性もあります。
さらに、がんが転移して弱くなった背骨の骨折(病的骨折)や、
ばい菌による背骨や軟骨(椎間板)の化膿など重大な原因が潜んでいることも時にあります。
ただし急に腰の痛みが出たからと言って、上記の引用文ようにぎっくり腰ではない場合もありますので
あまりにも腰の様子おかしい場合は、お医者さんに診てもらうことも考えましょう。
ぎっくり腰にもしなってしまったら?
ぎっくり腰の疑いがあると思ったら、
治療院になるべく早くお越しくださった方がいいのですが
場合のよっては動きもすこぶる悪い場合もあります。
そこで、まずその場でできることからやるわけですが、
一番手っ取り早いのは氷で腰を冷やすです!
これはぎっくり腰によって発生する熱を冷やしたいからなのですが
冷やすために冷湿布を使う人もいますが、氷の類の方がいいですよ!
(たまに冷やしたら痛くなることもあるようなのでその時はお控えください)
因みにこの冷やす行為はねんざやだぼく、やけどにも応用が効くので
覚えておいて損はないです!
熱を取るだけでも軽減の期待はできますが、一時しのぎなので
応急処置をしたら治療院に行き、適切な処置をしてもらうことを強くオススメします!
ぎっくり腰の場所にマッサージはもちろん出来ませんが、
腰と関連性のある場所に処置したり、鍼を使ってアプローチが可能なので
助けになってくれるはずですよ!
(因みに先生によってはお灸で腰の熱を取る方も見えます)
ぎっくり腰にならないよう日々予防をしていきましょう
ぎっくり腰は一度なるとクセになると言われていますが、
事前にきちんと身体のケアをしたり、例え一度なったとしても
身体をしっかり鍛えたりしてボディメイクを施したりすることで再発はしにくくなるはずです。
もしぎっくり腰になったら大抵の仕事はおろか、
日常生活にも支障が何日も影響が出てしまうのでよろしくありません。
(しかも痛い状態を悶絶するおまけ付き)
そうなってしまって良い事なんて何一つありませんので、
そうなる前に一度ケアをしっかりして苦しい思いをしないようにしてみませんか?