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鍼はねんざや打ぼく等にも対応できます!

    投稿日:2021年8月21日 | 最終更新日:2023年7月6日

    「治療院は肩こりなどのコリや疲労を取るだけの所」

    そう思われてる方がもしかしたらいるかもしれませんが、
    決してそんなことはございません!

    今回はそんなことがないと言う一つの例である、
    症状のねんざや打ぼくについて軽くお話ししていきます。

    ねんざと打撲の状態

    まずはねんざと打撲(だぼく)についての症状についてお話してみようと思います。

    以下に表として表してみましたので、まずはそちらからご覧下さい。

    症状名どんな状態になっている?
    捻挫(ねんざ)該当場所を強めにひねることにより、
    腫れて炎症する
    さわると当然痛みがある(圧痛がある)
    ヒドイ場合は内出血もあり得る

    ねんざと聞くと足が思い浮かぶ人が多いが、
    手首でも首もだが、腰でもねんざ。
    つまりひねればねんざということですね!
    打撲(だぼく)特定の場所を強く打ち付けた結果
    腫れて炎症する
    当たり前だが触ると痛い(圧痛がある)
    あたった具合や強さによっては内出血もあり得る

    細かい内容はまだありますが、ものすごく単純に記載すると恐らくこんな感じのはずです。

    どちらも共通するのは炎症が起きていることと、腫れぼったくなる事ですね!
    腫れてる為、当然ですがマッサージやあんまの類は出来ません。

    その結果治療院でも該当しないと思う人が多いのは無理ない事ではあります。

    もしなってしまった時の応急処置は?

    ねんざも打ぼくも共に炎症ということで、
    上記でお話したとおり熱が出ている状態となりますので

    まずはこの熱をどうにかする為に
    ガンガンに冷やして熱を取る事をしましょう。

    これは他の熱を持ってしまう症状(例えばぎっくり腰など)にも言える事ですが
    熱を取るだけでも痛みが違ってくるはずなので、覚えておくといいでしょう。

    ぎっくり腰については以下の記事を書いていますのでよろしければどうぞ!

    引用:くすりと健康の情報局

    冷やす以外の手段はやはり炎症を抑える成分、
    つまり湿布薬などで対処となるでしょう。

    鍼とお灸ならねんざや打ぼく等も処置可能

    あんまやマッサージはねんざや打ぼくに対応出来ないと上記に記載しましたが、

    これが鍼とお灸なら対応が出来ます。

    どんな感じでやるかといいますと、

    1. 経絡治療をする
    2. 鍼の場合は該当場所に置鍼(鍼を置いたままに)する
      お灸の場合も該当場所にお灸する
    3. 2の内容に加えて該当箇所の周りに鍼やお灸をする
    4. 鍼の場合は散鍼(鍼でツンツンする)という手法も使ったりします

    簡単に書くとこんな感じになります。

    イメージ的には痛みのある所を鍼やお灸を使って取り去るような感じでしょうか?

    これが不思議なことに
    鍼やお灸によって痛みの緩和に一役買ってくれるんですよ!

    極端な話、鍼で押して痛い所をツンツンするだけでも痛みが和らぐことだってあったりします
    (鍼をツンツンするやり方を散鍼【さんしん】といいます)


    尚、腫れと共に内出血がもしある場合はそれが落ち着いてからになりますので注意してください。

    一応内出血に対しての鍼の打ち方はあるにはありますが
    やるとしても内出血の周りを刺激して、補助する形になります

    まとめ

    治療院はコリや疲れを取る所だけじゃないという一例として、ねんざと打ぼくという形で今回は挙げてみました。

    もちろんこの類はお医者さん案件でもあり、
    あまりにもひどい場合は場所によっては骨折してましたと言う事も考えられますので
    怪しい場合はお医者さんに行ってレントゲンなどを取ってもらってからにしてみるといいでしょう。


    そしておそらく湿布などを貼る事になりますが、
    それと併用する事で改善の速度の早さに一役買ってくれるはずです。

    マッサージやあんまもですが、鍼やお灸は一般に思ってる以上に可能性がありますので
    例えば今回の取り扱った症状についてですと、疲れを取るついでに
    「実は手をぶつけて少し腫れてるんだ」
    といった感じでお声をかけてみる所からでもいいと思いますよ!

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