足つぼをやってみよう!~足つぼは痛いもの?~

投稿日:2022年10月28日 | 最終更新日:2022年10月28日

主にスーパー銭湯のリラクゼーションルームの中の
メニューの一つにある足つぼですが、皆さんは受けたことはあるでしょうか?
(因みに当院にもメニューにありますよ!)

テレビ(主にバラエティー)で行われる足つぼは十中八九痛いシーンしかなく、
その時の芸人さんの激しく痛がるリアクションの模様も手伝って、

人によっては敬遠してる人が一定数以上いるはずですし
実際に当院に来院されてる方でも痛そうなイメージがあるという人を見かけます。


しかし実際は全てがそうではありません。

更にいうなれば、足つぼにも種類がありますのでその辺りにも軽く触れ、
足つぼは全てが痛いものでは決してないという事もお話ししつつ
もっと気軽に受けてもらえたらと思います。

足つぼはどうして痛い?

まず最初に足つぼをすると何故あんなにテレビなどで痛がっているかというお話から。

どうして痛いかと言いますと主に2つあり、

まず一つ目は反射区と呼ばれるところに反応があるから。
もう一つは純粋に足の裏そのものが歩きすぎなどによって疲れてる結果から。


ものすごくシンプルに言ってしまうとこのようになります。

反射区については後述でお話していきますが、
もう一つの原因である疲れそのものにつきましては
他の場所で言ったら、肩こりがヒドイとか
運動しすぎて腕や太ももが疲れたとかそんな感じにするとわかるかと思います。

そもそも足つぼってどんなのだっけ?

足つぼは文字通り足のツボを刺激するわけですが
正確には足の裏にある反射区(はんしゃく)と呼ばれるところを刺激しています。

余談ですが足の裏で一般的にツボと呼ばれている場所は
勇泉という所の1か所だけだったりします。

反射区というのは上記の画像のやつですが、見たことがある人もいるかと思います。

しかし上記画像は厳密にはもう少し細かかったりしますし、
そもそも足の裏以外にもくるぶしや甲にも反射区があるとされています。
(その数約60~70程度)


この反射区に対応する臓器や場所が不調になると
刺激した時に痛みが出ると言われているのが、足つぼが痛いとされる所以ですね!

したがって、バラエティーなどでタレントの方々が
清々しい位オーバーリアクションしているように見えますが、
アレはオーバーリアクションもなにも本当に痛がっているという事になります。

そうなるとやっぱり痛いじゃないか!となりますが
そこはマッサージ同様加減すればある程度どうにかできますので
気軽に受けてほしいというのはありますね・・

足つぼに種類がある?

足つぼについては上記で説明してみましたが、
実は足つぼにもいくつか種類があったりするんですよ!

今回はそのうちのよくあるであろう、
台湾式と英国式の2つを簡単にですが紹介していこうと思います。

因みにどちらも反射区がありますが、基本はほぼ同じなものの
実は反射区の内容だったり手順が微妙にちがったりするんですよ!

台湾式

一般的なお風呂屋さんのリラクゼーションルームにある
メニューの足つぼは恐らく大体これのはず。(当院でもこちらをやります。)


刺激的にも強めであることが多く、東洋医学の流れも組んでいますので
つぼ刺激が主となり、指での圧だけでなく棒を使ってやる人もいるくらいです。


強い刺激が主という事は、つまり交感神経的な刺激の作用が多いとも言い換えれます。

したがって、冒頭で言っていた、テレビでタレントさんなどが
強烈な悲鳴を上げているのは恐らくこの台湾式であると大いに推測されますね!

それほどの強烈な刺激ですのでやってる時は痛いわけですが、終わった後の爽快感は
何とも言えない程で、この感覚は受けてみないとわからないですね!

・・というのが一般的な台湾式の刺激ですので、
本家である台湾でやってもらうとそういった感じであると思いますが

当院ではきちんと加減してやることもしますので
痛いイメージが強い人も気軽に受けてくださいね!

余談ですが、台湾式というのは元々は後述する英国式を
スイスから伝えられたのを東洋式にアレンジして発展させたものと言われています

英国式

英国式は言い方を変えればリフレクソロジーと呼んでいるところもあるはずです。

こちらはアロママッサージをやる所のメニューにありますね!
主にこちらはアロマオイルもですが、ベビーパウダーも使ったりして施術をします。

刺激的には東洋式と打って変わってやさしい刺激がメイン
つまり副交感神経メインな刺激となりますので、リラックスしやすいというわけですね!

(逆に刺激を求める人には物足りないかも)

まとめ

足つぼについてお話しながら、やり方によっては痛くないようにもできるという
お話をしたつもりでしたがいかがでしたでしょうか?

台湾式も英国式もどちらもすっきりできると思いますが
バラエティーなどの影響で台湾式の方が前面に強く出すぎているであろう結果
敬遠しがちになっているのは正直もったいないと思うんです。


足つぼはやり方によって強さそのものが違うのもありますが
途中でお話もした通り、台湾式でも加減すれば
バラエティー番組のような超絶悲鳴を上げる必要もありませんので
当院だけでなくとも、気軽に受けていただきたいなと思います

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