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腰痛などを防ぐためにお尻の筋肉を柔らかくしよう

    投稿日:2022年10月27日 | 最終更新日:2023年10月3日

    突然ですがお尻の筋肉に痛みがあったり固かったりはないでしょうか?

    大抵の人はNOと恐らく答えるかもしれませんが、
    もしYESと答えた人ならば、
    それは大分疲労がたまっている証拠の裏返しでもありますので
    すぐにほぐしてもらう案件だったりします。

    詳しいところはこれからお話していきますが
    お尻って意外と色々な症状に結び付きかねない場所でもありますので
    今回で少しでも認識してもらいつつ、
    そして健康的にも大事だという事が理解してもらえたらと思います。

    余談ですがお尻の事は専門的には臀部(でんぶ)と呼びます。
    しかし馴染みが少ないと思いますので今回はお尻と呼ぶことにしておきますね。

    お尻の筋肉を柔らかくしておくことで何がいい?

    いきなりですが早速本題に入ろうと思います。

    お尻をほぐすことで一体何がいいのかという例をいくつか紹介していきたいと思います。

    お尻そのものの負担が減る

    これは言うまでもない内容ではあるものの、
    実際は負担が減ると言われてもピンとこないと思います。

    一番わかりやすそうな所の一つを言うならば
    座りっぱなしによるものの状態への負担、
    つまり主にデスクワーク等と言ったらまだわかるのではないでしょうか?

    座りっぱなしになった時の腰から上を支えているのは、やはりお尻になりますので
    その負担を和らげることが出来たならば大分違ってくるはずです。

    下半身の動きにもつながる

    足を支えてるのはやはり腰ではありますが
    その腰の土台になっている場所はやはりお尻の筋肉があります。

    すぐに思いつくであろう内容としてはやはり立ち仕事でしょうか?

    ただし、立ち仕事は以下の記事でも記載してありますが、お尻どころか
    太ももへの負担すらよほど疲労がたまってこないと痛みが出にくい
    まであります。

    したがって、元々立ち仕事の大半は、
    負担が大きいものが揃っているのもありますので
    普段から気を付けたいというわけです。

    因みにお尻を柔らかくすることで下半身の負担が減るのは
    何も立ち仕事だけではありません。

    そうです、スポーツ全般も大いに直結したりしますよ。

    筆者は学生時代陸上部(長距離)をやっていたわけですが
    部活が厳しかったのもありますが、全体で毎日ケアは欠かさず行っていました。

    その中でお尻をしっかりほぐして柔らかくした次の日の練習では
    走るときの動きが向上していたのがはっきりしていましたので
    身をもって実感したものです。

    実際はお尻だけほぐしたわけではもちろんなかったのですが、
    お尻が軽く感じたのは間違いなかったですし、
    足の回転も回しやすかった覚えがあります。

    腰の痛みにもいい

    「何故お尻を柔らかくして腰が?」

    そう思ってしまう人もいるかもしれませんが、
    平たく言えば腰とお尻の筋肉はつながっているからです。

    実際あった話ですが、
    患者様が腰の痛みを訴えて来院されて最初に場所を確認する作業にはいるのですが

    本来の腰の場所を押しながら確認しても違うと言われ、
    「もっと下」と言われ続けて「そこです」という場所になった時
    まさにお尻の所でしたという事があった程。


    神経的にも腰から始まる神経は、まさにお尻→足と続いていますし
    筋肉的にも腰を支えているのは下半身、つまりお尻も含めているという事になります。

    実際に上記でもお話した立ち仕事や座りっぱなしの人もですが、腰そのものよりも
    このお尻を含めた下半身の硬さを取ってあげるだけで大分変わったりしますし
    更にぎっくり腰をどうこうする時も、同様だったりします。

    お尻をほぐすのはやはりやってもらったほうがいい

    お尻を柔らかくした方が色々と身体の影響的にもいいという事で

    それでは早速柔らかくしよう!となるかと思いますが、
    大体の人はまず自分でやろうとするはずです。

    方法の一つとして、例えば仰向けになった状態でお尻の所に自分の拳だったり
    あるいはテニスボールやゴルフボールを当てる
    なんてものがあります。

    これは普段から取り入れて行う分には全然構いませんし
    是非やっていただきたいです。

    しかしお尻の筋肉というのは分厚くできていますので自分の拳はもちろんの事、
    いくら硬めのボールを当てたとしても奥までは届かない以前に
    そもそもしっかりと押さえたい場所に捉えれるかというと
    よほどの人でないと厳しいまであります。


    したがって、時々にでもいいのでプロに任せることを推奨します。

    指圧やマッサージの類だけではなく、それすら届かない場合の手段の一つとして
    鍼を使った方法まで可能
    となります。

    鍼を使えば直接の刺激だけでなく、
    電気の刺激やお灸の熱も鍼を通して与えることも可能ですので
    相当頑固な固さの場合は特に強烈です。

    浪越圧点

    今回お尻の話が出てきましたのでそれに大きく関係がある
    浪越圧点という内容にも触れていこうと思います。

    まず浪越圧点(なみこしあってん)ってなにか?という事になりますが、
    これは、浪越徳次郎(なみこしとくじろう)先生(1905年~2000年)という
    あん摩マッサージ指圧師且つ、元日本指圧協会元会長の方が提唱した場所の一つです。

    場所は専門用語が入ってしまいますが、お尻の筋肉の一つである
    中殿筋(ちゅうでんきん)というお尻の横側にある窪みができる場所になるのですが、

    主に坐骨神経痛や腰をはじめとした症状に良いと言われているところになります。

    浪越徳次郎先生の名前は平成中期以降生まれの人ですと馴染みがないと思いますが
    実は昔バラエティーなどにも出演されていたりもしていましたし
    何なら漫画やアニメにも名前が登場もしていたのですよ!

    (例えば焼きたて!ジャぱん!など)

    そして有名な言葉と言えばやはり、
    「指圧の心は母心、押せば命の泉湧く」というのがあります

    お尻を含めた、周辺のコリなどには気を付けて過ごしましょう

    今回はお尻に焦点を当てつつ、柔らかくした方がいいというお話でした。

    道中でお話した太ももも含めて、疲労がたまっていることに気が付きにくいので
    普段はストレッチを含めたセルフケアをしつつも
    時には素人が届かないような、奥のコリも取ってあげたいですね!


    当然これはお尻に限った話ではないのは勿論ではありますが。

    何にせよ、お尻や腰というのは痛めてしまうと
    上半身以上に日常の生活に支障をきたしかねないのは間違いないので

    疲れや痛みをギリギリまで引っ張るという、
    正直意味のない事は避けておきたいです。

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