投稿日:2022年7月4日 | 最終更新日:2024年2月13日
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お仕事でありふれた動作の一つである立ち仕事。
少々の時間ならともかく、大体長時間になることが多い結果
思ったより結構な負担が来ることが多かったりします。
今回はそんな立ち仕事から来るであろう、負担のかかる場所について
お話しつつ、ケアについても併せて触れていこうとおもいます。
立ち仕事は主にどんな仕事があるか?
最初に立ち仕事がどんなものがあるか列挙してみようと思いますが
そもそも言わなくても人によってはもしかしたらわかるかもしれません。
しかし一応確認を込めてみてみようと思います。
まず、立ちっぱなしの代表例になるであろう一例は、
- 飲食業
- 美容師
- 看護師
- 受付業務(椅子がない場合は特に)
- 販売業(ケーキ屋さんなど)
- アパレル業
- 工場や現場での現場仕事
- 介護士
- 保育士
- スポーツジムのようなインストラクター
- 教師。主に授業中
ざっとこんな感じだと思いますが、
デスクワークでもない限りほとんどの人は恐らく立ちっぱなしのはずですね
因みに鍼灸マッサージ業の類も想像通り、この部類に入るには入りますが、
施術の仕方によってはそうならない時間もあるかもしれません
例えば足つぼマッサージのように座ってやることが多い場合が該当します。
立ち仕事により負担がかかる場所は主にどこなのか
立ち仕事によってよく負担がかかる場所と言えばやはり
腰の症状を訴えて施術を受ける方がおそらく多いかと思います。
実際に立ち仕事が主で、ある日なんらかのきっかけにより
ぎっくり腰になったという人がかなりいるだけに納得ではあります。
しかし、その原因を作っているのは
腰自体の直接的なものもですが、それ以上に下半身の方が負担が大きいでしょう!
実際ご来院されている方で、立ち仕事をしていて腰が痛いと言われる方は
ほぼ全員と言って過言じゃないレベルで
もも裏を始めとした下半身がスジばっていたりコリが強いです。
そんな下半身をほぐしたりして柔らかくするだけでも
一部例外も当然ありますが、変化は明らかだったりします。
常に走り続けて下半身鍛えてる人でも立ちっぱなしはきつい
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これは筆者が高校の時のお話になりますが、
当時活動していた部活は陸上部、それも長距離で
練習強度としては毎日朝練と通常の練習があり、トータル20㎞くらいは走り、
休みの日でも自主練、テストの日でも時短になっても練習、
合宿も1回の練習で20km程走るばかりか、
強豪校と練習もあったりする厳しい部活でした。
当然走るだけではなく、全体を鍛えるべくバランスよく筋トレも欠かさず行うので
下半身の強さには定評があり、スタミナも筋力も十二分にありました。
因みに男子部員はすぐ部活をやめない限りはどんな人でも
全員1500mを体力テストで10点になる5分切れるくらいになるほどです。
ここからが本題ですが、ある年の卒業式の後に部活の中で行う
卒業生を送る会というものがありました。
その際在校生は結果的に1時間以上立ちっぱなしで会を過ごすことになりました。
(卒業生には椅子が用意されていた)
一見下半身が強いので大丈夫に見えますが、
思った以上に負担が大きく、終わった後在校生は総崩れで
地面に座ったりという状態になった思い出があります。
その教訓から翌年から在校生の方にも椅子を用意したのは言うまでもありません。
なので当時の自分は既にこの時から
動くときと止まったときの使う筋肉は違うんだという事を身をもって感じさせることとなりました。
下半身をのばしたりして負担を和らげよう
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腰の負担の原因が下半身にもあるということで、下半身にアプローチをするわけですが、
例えば仕事中にちょっと前屈や太もも前面伸ばしてみたり等をして
太もも(特に裏)やアキレス腱、ふくらはぎを伸ばすだけでも大分違います。
どうしても忙しい時は出来ないかもしれませんが、
ちょっと時間が出来た時にやってみるだけでも多少ですが変わってきます。
例えばお手洗いや飲み物休憩に行ったついでなどはいかがでしょうか。
ただし、ぎっくり腰寸前と明らかにわかってる人は
ほんの少しのきっかけで爆発しかねませんので慎重に行った方が良いです。
そもそもそこまでの症状になっている場合はストレッチでは追いつきませんので
すぐに治療院などでしっかりと鍼灸マッサージの施術を受けて
根本から和らげて行った方がいいでしょう。
日頃からケアをして立ち仕事の負担を減らしておきましょう
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立ちっぱなしの仕事や作業などは確かに筋力的には健康的な負担もかけてくれますが
何事もではありますが、やはり長時間となると話が変わってきます。
常日頃から消費している状態になりますので中々対策はしづらいですが
適度に伸ばしたりして少しでも持たせるようにしつつ、
ある程度以上の負担がかかったと感じたら素直に人の手を借りてケアをしていくといいと思います。
あまりにも疲労を放置しすぎてぎっくり腰などになったら
仕事はもちろん、日常生活レベルですら支障をきたしてしまいますので
例えば少し違和感が来た時、まだ大丈夫と思わずに早めの対処をしていきましょう。