色々な効果が期待できる場所「合谷」を押してみよう
投稿日:2022年7月21日 | 最終更新日:2022年11月20日
突然ですが、合谷というツボをご存知でしょうか?
最近の方はそもそも有名どころでも御存知無い方もいるかもしれませんが
実は昔の人は普通に知ってるであろう場所のうちの一つでした。
今回はそんな万能のツボとよばれている合谷についてお話していこうかなと思います。
合谷(ごうこく)の場所は?

最初に合谷の場所がどこかという所からお話していこうと思います。
合谷の場所は、親指と人差し指の骨が合わさるところの
上記の画像の赤い点の位置になります。
場所的にも簡単に押せるのでお手軽ですよね!
どうやって押したらいいか?
まず、合谷の目安の位置は上記画像の位置に大体なるのですが、
どちらかというと人差し指寄りで押すといいでしょう。
(なんなら人差し指側に普通に押してもいいくらいです)
押し方としては、二本の指で挟むようにしてゆっくり指圧を
3~5秒して力を抜くを5~10回程度繰り返すのがいいかなと思います。
因みにこの合谷は押してみるとすぐにわかりますが、
大抵の人は刺激があるというか、結構痛い場合があると思いますので
加減も気を付けつつ、強くても痛気持ち良い程度までにしておきましょう!
余談ですが、指の代わりに鉛筆やボールペンなどの突起物でも押しやすくていいでしょう
しかし結構固めで痛いうえに、強くやってしまいすぎると少しだけ痕が出来ることも
ありますので使用する際は加減も含めて気を付けてやってくださいね!
鍼やお灸ももちろん良い

合谷は鍼やお灸でやってももちろんいい場所です。
鍼の場合はやり方にもよりますが、
強い刺激を与えた場合はかなり響いた刺激も得るくらい強力ですが
そもそも一般の人では鍼をやれませんのでプロにやってもらうしかありません。
逆にお灸は該当の場所にせんねん灸を乗せて温めるだけでも全然良いですので
興味がある方はまず一度やってみてはいかがでしょうか?
合谷を刺激することで期待できるとされている効果は?
万能のツボなんて言われることもあるだけに様々な対応をされていて、
次のような色々な状態に対して効果の期待があると言われてます
- 肩こり
- 頭痛
- 眼の疲れ
- 生理痛
- お腹の痛み(特に便秘の類)
- 歯の痛みや疲れ
- 幸せホルモンといわれるエンドロフィンが出ると言われている
ご覧の通りいくつか挙げただけでも結構ありますので
つまり何かあったらとりあえず押しておこうというのもうなづけますね!
四総穴の一つ?
実は合谷は東洋医学の理論の中で四総穴(しそうけつ)と言われる
ツボの一つでもあるのですが、その中の文面の合谷の項目には、
「面目(めんこう)は合谷に収む」
と記載されていています。
しかし大多数の人は意味がわからないはずですので簡単に訳していきますと、
顔や口の中などの症状には合谷がいいということになりますので
つまり上記のリストの中に歯の痛みがあるのも納得ですね!
筆者は虫歯の痛みがひどかったときの痛み止めの応急処置として
最初に指圧をして、次に痛み止めを飲んでもだめだったので
最後に合谷に鍼を用いて強い刺激を与え続けた結果、
歯を抜くまでの間の一時しのぎをしたことがありました・・・
一応言っておきますが、
虫歯の痛みに対しては合谷の刺激だけでは本当に一時しのぎですので
痛みが収まって落ち着いている間にすぐに歯医者さんに駆け込みましょう・・・!
逆に虫歯のようでそうでない場合もありますので、
その際はもしかしたら助けになってくれるはずです!
余談になりますが、合谷以外ののこり3つの四総穴はといいますと、
という場所になります。
まとめ
場所的にも手軽に押すことができる合谷について
簡単にですがお話してみましたがいかがでしたでしょうか?
合谷は期待される内容の中にはお話した通り、日常で起こりうるものも結構ありますので
とりあえず押しておけば良いというのもうなずけるはずでしょう。
せっかくお手軽に押せる場所になりますので、
これを機に方法の一つとして覚えておいて損はないかと思いますよ!