冷えに良いと言われる三陰交というツボについて

投稿日:2022年10月22日 | 最終更新日:2022年11月19日

今回は三陰交(さんいんこう)とよばれるツボ(経穴)を紹介していこうと思います。

三陰交はツボの中でも割と万能と言われている場所でもありますので
特に冷えが気になる人や女性の方は覚えておいて損はないでしょう!

余談ではありますが、三陰交というツボは後述の効果の内容から
別名で女三里なんて呼ばれたりもするようですよ!

三陰交の場所はどこ?

まず三陰交がどこかといいますと、正に上記画像の通りそのままやればいいのですが

一応詳細を言っていきますと、
内くるぶしの一番上、つまり頂点から指を4本分上になります。
(人差し指から小指までの指4本分は3寸となります)

場所的に手が届きますので自分でも出来ますよね!

三陰交の効果って何がある?

主に三陰交を刺激して得られるとされているものはといいますと、

タイトルに含まれている冷えに対してもですが、
生理や更年期障害、子宮の類の症状の女性特有の疾患だったり
便秘や下痢など消化器関連や自律神経のものなどもあるとされています

因みに逆子にもいいとされていますので、逆子の灸の代表例でもある
至陰(しいん)というツボと併用して使うこともあったりします。

尚妊娠初期は流産を促すと言われてますので注意が必要ではありますが
そもそも鍼灸マッサージの施術タイミング的には
安定期入ってからとなりますので三陰交に限った話ではないですね・・

三陰交の刺激の仕方は?

三陰交の刺激の仕方をいくつか紹介していこうと思います。

・・とは言っても、文中にも書いてますが組み合わせる方がいいですね!

指圧の場合

指を使ってやる場合は主に指圧を用いて行っていく事になります。

まず三陰交を見つけたら、ゆっくり押していくわけですが
同時に呼吸も合わせてやるといいでしょう。

やり方的にはまず息を吐きながらゆっくり押していき
次に息を吸いながら指を離していきます。
これを3回ほど繰り返すといいでしょう。


尚、ゆっくり押して話してと言いましたが
つまり4秒くらいかけておして4秒くらいかけて離すペースとなります。

ただし実際押して見ると分かりますが、
特に冷えている状態で押そうとすると結構痛いはずなので
後述する温めることと併せて行った方が良いかと思いますよ!

温める場合

温める方法は主にお灸を使うかそれ以外となります。

まずお灸の方になりますが、
使うのは市販でも売っているせんねん灸の類でもいいです。

普通に三陰交に置いて使うのもいいですが
特に冷えている人は1回やっても何も感じない場合があるかもしれません。

その場合は同じ場所に1~2回続けてやってもいいと思いますよ!
(熱を感じなかったからといって効果がないというわけじゃありません)

次にお灸以外の場合ですが、純粋に温めるだけでもいいです。
個人的には足湯がオススメですね!

というのは三陰交だけでなく、足の裏全体も含めてカバーできますので
ひとまず三陰交あたりまでお湯に浸かっておけば
一石二鳥どころじゃないレベルというのもありますからね!

足湯については以下の記事でも紹介してますので宜しければこちらもどうぞ!

まとめ

今回は特に冷えに対して対応可能とされている三陰交についてお話してみました。

冷え自体は病気などに一見直結しにくいように見えますが
冷えているということは血流がよくないという事の裏返しでもありますので
よろしくないということはわかるのではないでしょうか?

実際冷えではないですが、コリの類もそれにより血流が悪くなっているので
結果的に何らかの症状として出ていますからね!

そんなわけで三陰交に限らず、
足の冷えは放っておかずに温かくして過ごしていきたいところです。

何なら冷えによってむくみなどにも繋がってしまうので
特に足を細くみせたいであろう女性の皆さんは尚更ではないでしょうか??

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