色々種類があるお灸。そして本当に熱いのか?

お灸というと大抵の人が恐らくですが

「熱いもの」

そのようにとらえてる人が大半ではないでしょうか?

実際熱いものもありますが、全てがそういうわけではありません。

今回は色々種類のあるお灸のうちいくつかを紹介できたらと思います。

そもそもお灸ってなに?

お灸は艾(もぐさ)というものを使って気になる所の皮膚に乗せ、それを焼くことにより

改善を行うとされる方法となっています。


もぐさの原料はヨモギの葉の裏にある成分(繊毛)を加工したものになります。


もぐさは大きく分けて良質なものとそうでないものがありますが

例外ももちろんあります。

一般的には上記の赤字の内容になりますがこれ以降で説明する通り、
やり方が色々ある上に、もぐさそのものを使わないものまであったりします。

尚、これを仕事としてお医者さん以外が行う場合は灸師の資格が必要になり、
その為に学校に行くわけですが鍼師とセットで資格を取る事になります

お灸の種類一例

色々種類はありますが、大きく分けて直接灸と無痕灸と呼ばれる2種類になります。

直接灸(ちょくせつきゅう)

文字通り直接もぐさを置いて焼く方法となります。

主な方法は3種類ありますが、
今回紹介するのはそのなかで透熱灸(とうねつきゅう)とよばれるもの。
(あとの二つは焼灼灸、打膿灸というのがあります)

上記の冒頭で説明した良質なもぐさをつかって、

基本は米粒大(もしくはその半分)のサイズにしてから目的の場所に乗せて点火をし、
最後まで焼き切ると言う事になります。

当然熱いというレベルじゃすみませんね!

よく「お灸をすえてやらないといけない」と昔しかりつけるときに言う言葉がありますが

この直接灸で焼き切る内容から来てるものだと思います。

余談ですが、逆子の灸とよばれる妊婦さんが逆子になった時に使う場所があるのですが
先生によってはこちらを使う方も見えるようです。

無痕灸(むこんきゅう)

もぐさを点火するところまでは上記の透熱灸と同じですが

違う所は点火してから患者様が熱いと感じたら取り除くという所になります。

この無痕灸は主に二つあり

  • 八分灸(はちぶきゅう)
    米粒大(もしくはその半分)サイズで行う。もぐさは良質のものを使う
  • 知熱灸(ちねつきゅう)
    大豆サイズで行う。もぐさは粗悪もので行う事もある

といった感じになります。

人によって熱さは違ってきて、チクッとする感じがしますが

不思議な事に火傷跡はなかったりします。まさに無痕の名の通りですね!

間接灸(かんせつきゅう)

文字通りお灸が直接肌に当たってない状態になります。

主な間接灸はいくつかありますが、その中で3つほど紹介をしていきます。
(紹介しなかったものは棒灸、あぶり灸などもあります)

隔物灸(かくぶつきゅう)

肌とお灸の間に何かしらを介してやるわけですが、

  • にんにく
  • しょうが

といった感じのものを乗せたところにもぐさを置いて点火し温めるのになりますが

これが結構気持ち良かったりするんですよ!
(個人的には塩灸が好きです)

お灸の熱を上記のもので媒介して肌に通したりするので、いい感じの温度で受けられます。

台座灸(だいざきゅう)

一言でいってしまえば世間で広まっているせんねん灸がこれになります。

紙を媒体にして行う所から、上記の隔物灸に近いですね!

灸頭鍼(きゅうとうしん)

鍼を刺しっぱなし(置鍼)した状態の上にお灸を乗せて行うものとなります。

お灸の熱が鍼を通して伝わっていきますので、奥まで熱が通い、これも気持ち良かったりします。

頑固なコリなどを取る時の方法の一つでもあります。

本来はもぐさを丸めて形を作って鍼の上に固定させていますが、

最近は灸頭鍼専用のセットも売っており
鍼の上にそれを乗せてから点火するだけでできると言う
お手軽なものも出てきています。

薬物灸(やくぶつきゅう)

これは例外の典型例ですね!

なぜなら、もぐさを使わないから。

薬物灸とは、文字通り薬品を塗る事になり
それにより皮膚から熱を伝えると言う代物となります。

もぐさだけがお灸じゃないと思わされた方法です。

まとめ

色々あるお灸のうちいくつかを紹介してみました。

中には熱くなく、温めるだけのものがあるのが伝わってくれたらいいかなと思いつつ

その使い分けは症状によっても変わる事だけは知ってほしいかなとも思います。

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