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血行障害の対策や予防に鍼灸マッサージを受けてみよう

    投稿日:2023年11月14日 | 最終更新日:2023年11月14日

    血流が良くないというのはなんとなくでも理解はしやすいかもしれません。
    しかし実際にそれがどれだけよくないかと言われると、ピンとこない人もいるかもしれません。
    そこで今回は、そんな血流が悪くなっている症状である血行障害(血行不良)について触れつつ
    関連して鍼灸マッサージについても軽く触れていこうかと思います。

    血行障害とは?

    つま先から頭まで全ての組織に送られている血液。その血液の流れに異常が生じる疾患を血行障害と言います。

    血行障害にはいくつかの種類があります。その中でも野球、特に投手と捕手に陥りやすいのが、血管が縮んだり細くなる血行障害です。フォークを多投する投手はボールを人差し指と中指で挟み、互いの指を幾度となく強くこすり上げるため、挟む指の血管がだんだんと細くなり、縮むことで血の流れが悪くなるのです。また、球を受ける捕手も人差し指と中指の付け根で何度も衝撃を受け続けるため、その箇所が刺激され血液が届かなくなることがあります。

     さらに、身体を動かすスポーツ選手でも発症することがあるように、発症しやすい体質の人は要注意です。症状としては深部に血栓ができた場合は痺れたり、感覚がなくなったり、皮膚の変色を起こしたりします。また、休んでいる時は楽な状態でも、走ってみると足がだるくなるなどさまざまな可能性が考えられます。さらに、静脈に血栓ができた場合は、その静脈と皮膚に炎症が表れ、血栓性静脈炎を引き起こすこともあります。そして、血栓ができる場所によっては肺梗塞や脳梗塞、心筋梗塞に陥り、危険な状態になることも考えられます。これらの可能性を常に頭に入れておき、疑わしいと感じた際には専門医に診てもらいましょう。

    医療法人社団飛翔会グループ

    血行障害というのは文字通り血流の流れが悪くなってしまう症状のことを指します。
    引用文の通り不摂生だけが原因ではなく、スポーツ選手でも条件が揃えば起こりえるものだったりします。

    例えば80~90年代で広島東洋カープで活躍した大エースの大野豊投手も、
    引退のきっかけになってしまったのがこの血行障害と言われています。
    (一度克服はしたものの、2度目の再発をしたようです)

    血流が悪いだけで一見何も起きないように見えるわけですが、
    進行してしまうと、日常に影響を及ぼすような内容もあるので避けておきたいものでもあります。
    また表記ゆれとして、血行不良というものもあるようです。

    血行障害でどんな症状がおきるのか

    血行障害によってどんな症状が起きてしまうかと言いますと、

    列挙してみると、ご覧の通り日常生活で起こってしまうと困るような内容が目立つのがわかるかと思います。
    その中でもしびれだったり生理不順、自律神経の乱れ辺りは、
    動きが悪くなったり気分的な要因で、かなり厳しい状況になりやすいのではないでしょうか?

    そして血流が悪いことで、見た目的にも良くないことも考えられますので
    美容的な意味でも影響が及ぶのは想像に容易いかと思われます。

    血行障害になってしまった場合の対処は?

    血行障害というのは血流が悪くなっているわけですから、それを良くすることを行うと良いとなりますね。
    方法は色々ありますが、列挙していきますと例えば次のようなものがあります。

    • 食生活を見直す
    • 適度に運動する
    • 身体を締め付ける服を避ける
    • 入浴などで身体を温める
    • 水分をこまめに取る
    • 禁煙
    • 鍼灸マッサージ

    ほとんどのものが生活習慣を改める内容なのがわかるかと思います。
    食生活は特にお酒が絡むと水分が飛びやすくなると言われていますし、
    運動しないと身体が固まりやすくなり、身体が冷えたり水分が足りないのもですし
    タバコの吸い過ぎも血流が悪くなります。
    したがって、日常を見直すだけでも結構変化が起きるのではないでしょうか?

    尚日常生活以外のものも考えられますので、明らかにおかしいと思う状態がある場合は、
    病院で血液検査などを受けたりしてみるといいかもしれません。

    何事も早めの行動が大事ですね!

    サウナをする際には水分補給をしっかりと

    上記の中で入浴などで温める行為も良いと挙げていますが、その中でサウナも温める行為としては該当するかと思います。
    しかし、サウナは大量に汗をかきます。

    サウナは1回のセットでおよそ300ml~400mlの汗をかくと言われており(出典: サウナスパ健康アドバイザー公式テキスト より)、それを3〜4セット繰り返すと、かなりの量の汗をかく。それゆえ、最適な量、最適なタイミング、最適な種類の水分補給が重要になる。

    SAUNA TIME

    上記引用文で述べている通りなのですが、
    サウナをする際に水分補給を然るべきタイミングで必要な量をとっておかないと
    体内の水分量が減ることになりますので血液がドロドロになってしまいます。
    その結果、血流が末端にまでいきにくくなったりする可能性がありますので
    血行障害という意味ではよくないというのは想像に容易いはずです。

    だからといって、例えばサウナの前に鍼灸マッサージなどで血流を良くしてからというのもよろしくありませんので注意が必要です。

    鍼灸マッサージで普段から血流の流れを良くしてみよう

    身体をほぐしたり、鍼の刺激、お灸で温めるなどによって、
    結果的に血流が良くなる期待が出来る鍼灸マッサージは血流を良くするのにうってつけです。

    単純に全体の身体のコリをほぐすだけでももちろん良いわけですが、
    全身を調整可能な経絡治療も併せて行ったりすると、更に助けになるはずです。

    普段からマメにとはいいませんが、適度にケアをすることで、血行障害の予防にもなると思いますし、
    それ以外の面でも疲労が少ない状態ですごせたりと、良いことづくめなので無駄にはならないでしょう。

    普段から血流の流れを良くするべく気を付けていきましょう

    血液を全身に巡らせるという事は、生きていく上でシンプルながら非常に大事なことだと思います。
    呼吸によって取り込んだ酸素も運ぶ役割もありますし、体温調整にも一役買います。
    なんなら美容という意味でも、血流が悪かった場合は見た目にも大いに影響するはず。
    それ以外にも生命にかかわる内容が数えきれないほど。

    数えたらきりのない位大事な事があるわけですが、
    生活していく上でどうしても体質だったり環境だったりで悪くなる可能性が多々あるはずです。

    普段から鍼灸マッサージなどの手入れもですが、
    適度に身体を動かしたり、温めたりと、様々なアプローチをしたりして
    毎日を健康に過ごせるようにしつつも、大病に少しでもなりにくいようにしていきたいものですね。

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