投稿日:2022年9月23日 | 最終更新日:2024年3月8日
ストレスの原因は日常の環境による精神的な理由を始めとして色々ありますが、
ストレスが溜まっている時おそらく高い確率で首が硬くなっている、
あるいはコリや疲れを感じているはずです。
そして首が固いという事は関連して肩や顔の疲れも
同時に症状として出ているはずですので尚更放っておくわけにはいかないでしょう。
今回はそんな首の硬さとストレスについての関連性のお話となります。
首が硬いとなぜストレス?
ストレスがある状態で何故首が硬くなるかという事ですが、
そもそも首ってとっても大事な場所であることは間違いありません。
首というのは心臓から脳に血液が送られる中継点でもあり
脳から神経が出ているわけですが
その神経が通る最初の場所でもありますので、当然大事に決まってますね。
もしそんなところが硬くなって圧迫したならば、
ストレスどころかそれ以外でも何が起きてもおかしくないですよね・・
特に神経の方がそういう意味ではわかりやすいと思いますので
どれだけ大事か話していこうと思います。
首の神経がどれだけ大事か
神経は脳から始まり、血管やリンパのように全身にまんべんなく通っています。
特に背骨の中央は植物の根でいう、枝分かれの分岐前のポジションになりますので
どれくらい大事かというのは想像に容易いでしょう。
そして、背骨の中にある神経は脳に近づくほど大事になってくるのですが
その中でも最も脳に近い背骨は首になります。
そんな神経ですが、仮に首の神経が傷ついてしまうようなものなら、
下手したら生命にも関わる案件の神経もある程です。
もう少し具体的に言いますと、
- 手足の力が入らない、歩けない、下手したら寝たきりになる(運動麻痺)
- しびれたり、感覚がわからない(知覚障害)
- 排便やおしっこなどが普通にできなくなってしまう(膀胱直腸障害)
といった具合に日常レベルでの障害が著しい状態になりますので、
単に首が硬いだけでも神経が圧迫して影響が出るのは無理はないでしょう。
首が硬くなりそうな原因
首が硬くなる要因をひとまず列挙していこうと思います。
しかし実際列挙してみるとわかりますが、結構見覚えがあるものが多かったりします。
- 変な姿勢でテレビを見たりスマートフォンなどを使う
- 長時間のパソコン作業
- 車などの運転
- 細かい作業などの、目を酷使するもの
- 美容師や水道工事などの、頭の角度が悪くならざるを得ない仕事
- 過度のストレス
ご覧のとおり挙げればいくらでも出てきそうな内容で溢れかえっていますが
ほぼ全部といっていいくらいに誰でもあり得る日常の内容となっています。
そして上記の数々の内容に共通するであろうものといえばやはり、
頭を首が支えている状態になっているものばかり。
因みに頭の重さはと言うと、成人で約8kgあると言われていますから、
姿勢がちょっと悪いだけで首への負担が大きくなるのも無理がありません。
したがって、普段からの姿勢は可能な限り気を付けていきたい所でしょう。
ストレスを取るため、首の硬さを柔らかくしていきましょう
首が硬いとよくないということで早速柔らかくして行く事になるはずです。
その際にお手軽な所で首を動かすなどのストレッチはもちろん悪くはないのですが、
そもそもあまりにも首が固い場合、正直追いつかないというよりも
やろうとする気すら起こるか怪しいレベルの人もいるかもしれません
更に言いますと、首はデリケートな場所でもありますから
下手に強くやりすぎても、もみかえしのような逆効果の可能性もありえます。
したがって、そういった変なもみかえしなどを防ぐためにも
余りにも硬い時ほどプロにしっかり任せるべきだと思います。
絶妙な加減で指圧やマッサージをしてくれるはずですし
それに鍼の使用によって、硬さの軽減が期待できるからです。
ちょっとやってもらうだけでも違いますので、もしストレスを感じ始めてる人もですが
首そのものの硬さを既に感じている人はまずは一度いかがでしょうか?
首のコリには日頃から気をつけましょう
今回は首のコリがストレスになりうるというお話を今回はしてみましたが
現代社会の生活自体がそもそも首に対してこりやすいんですよね。
首のこりやすさもそうなのですが、首のコリは首そのものの原因だけではなく、
肩や頭・目などの関係性が強いところからもなったりしますので尚更ですよね!
他にも首そのものは神経的にも非常に大事な、守るべき要素が沢山ありますので
そういった意味でも大事にしておきたい場所でもあります。
首のコリの影響はストレスは勿論ですが、
それ以外にも頭がボーっとしたり、人によっては頭痛へと結びついたりと
何かしらへの負の連鎖がたくさんありますので大事に扱ってあげましょう。
当然ですが、首がそこまでこっているということは、
それ以外の場所も一定以上の負荷がかかっているという事でもありますので、
ついでに一度全体を整えてもいいのではないでしょうか?