鍼についていろいろ~鍼は基本痛くない?~

「鍼が初めてでどんな感じかわからない・・・」

そんな鍼を初めて受ける方向けに、鍼について今回お話しして行けたらと思います!

当院に限らず、鍼の良さが一人でも多く広まってもらえたらと考えています。

そもそも鍼ってどんな効果があるんですか?

まず、簡単に説明していきますと

鍼を人体に刺すなどの刺激を与えることによって自然治癒力を高めると言われています。

鍼の刺激によりコリを和らげたりするアプローチが出来るので血の流れが良くなる手助けが出来ますが、

単にコリだけを取るものではないんですよ!

鍼を極めていけば内臓に対してもアプローチ出来ますし、

人によっては難病クラスのものにまで対応できると言われているくらいですよ!

また、鍼と同時にお灸や電気を流したりすることで

強い刺激を与えて効果を促す方法もありますよ!

鍼って痛くないんですか?

鍼と聞くと予防接種などの注射のイメージが強い為、

「痛そうだから怖い・・・」

と思う方が結構見える事が割と多いですが、

基本的に痛くはありませんよ!

まず、鍼はとにかく細いです。どれくらい細いかというと、

髪の毛サイズ(直径約0.1~0.2mmくらい。鍼によって違う)なので

一般的な予防接種に使う針のサイズ(約0.4~0.8mm)よりも細いのが分かりますね!
※但し最近は予防接種の針を0.25mm前後の鍼灸と同レベルサイズを使う病院も出てきた模様

更に鍼先は企業努力が進んでいますので、刺したときの痛みが出にくいように作られています。

なのでイメージは痛そうに見えますが

実際刺してみるとイメージとはずいぶん違うという方がかなりいますよ!

悪くてもちょっとチクっとする程度のはずです。

鍼が痛くなるときってどんな時?

上記で鍼は基本いたくないと言いましたが、痛くなる場合もないとは言えません。

では、どのような場合痛くなる可能性があるかと言いますと・・

  1. コリが酷すぎたりして筋肉などが固まり過ぎてる場合
  2. 毛穴に入ってしまった時
  3. 鍼の連続使用で劣化してきた
  4. 術者の鍼の使い方がイマイチだった

他にもあるかもしれませんが、大体この辺りが挙げられます。

1は事前にマッサージなどで柔らかくしてから鍼を基本行いますので、余程でない限り大丈夫なはずです。

2は狙ってやるものではありませんので、万が一そうなったら痛みが出ますが
3・4の場合同様、痛みを和らげる方法もありますのでご安心ください。

3の鍼の連続使用というのは、1本の鍼を刺して抜いてを色々な場所に行う

単刺(たんし)という方法を基本行うのですが、その際人の油でどんどん切れ味が悪くなります。

包丁で肉を続けて切ると切れ味が落ちるのと同じですね!

切れ味が悪いと当然痛みが出る確率が上がるのは想像に容易いでしょう。

その際は新しい鍼と交換すれば解決しますので大丈夫です!

4に関しましては特にいう事はありませんね・・!

鍼って出血しないんですか?

鍼を刺したら血管の上から刺すわけですから
イメージ的には血管を突き破って出血のイメージがある人もいるかもしれませんね?


健康な人の血管の場合は鍼を刺したときにどうなるかというと、

なんと避けてくれます!

・・というのは、血管は弾力性があるからなのです。

ところが、コリが酷すぎたりして血管の弾力性が失われつつある状態ですと

血管の弾力性が失われ気味になるので、血管に当たりやすくなる結果

出血する可能性が出てしまいます。

・・と言っても鍼の太さが細いので、余程でない限り見た目にヒドイ出血はまずおきません。

当然ですが、持病に対して血液がサラサラになる薬を使ってる方は
出血がしやすくなるので鍼はしない方がいいですね

仮にあざのように残る内出血が出たとしても
見た目は悪いですがちゃんと時間が経過すれば元の綺麗な状態に戻りますのでご安心ください。



余談ですが、この出血しやすくなる状態の血液が停滞したりしてる状態の血を瘀血(おけつ)といいますが、

この瘀血を鍼をつかってわざと出血させてきれいな血液を流すことを促して
調子をよくするという鍼の技法もあるんですよ?
(吸い玉とかがそうですね)

経絡治療(けいらくちりょう)ってなんですか?

流派などによっても細かい所が違いますので、こちらでは要点だけまとめてみようと思います。

経絡治療というのは一言でいえば全体調整をするものになります

西洋医学の場合例えば風邪を引いたら風邪の原因(のどや鼻など)に対して

直接アプローチをかけますが、経絡治療(いわゆる東洋医学)は

まず全体を見てから整える事で根本改善を目指します。

その際に診断の材料として様々な方法がありますが、

最もポピュラーなのが脈診(みゃくしん)という、手首の脈の具合を見て判断するものになります。
(他にはお腹触ってみたり顔色や舌のコケ、歩き方一つや感情見たりなど様々です)

脈をみて、それを整えるために特定の位置(大抵ひじから先、膝より下)に

鍼を刺激する事で脈を正しいとされる打ち方に整えます。

余談ですが、接骨院でも鍼を使用してくれる所は増えてきていますが、
経絡治療をつかってやる院は例外を除きほぼ皆無と言っていいと思います。

鍼はどんなものを使いますか?

鍼は長さや太さは様々なものがありますが、

使い捨てのディスポータブル鍼と呼ばれるものを使用しますので
衛生面は安心してください!


素材はステンレス製なので余程重度の金属アレルギー出ない限り大丈夫のはずです。

後は鍼でも貼るタイプのパイオネックスも使う時があります。

他にも「これも鍼なの?」というものもありますが、それはまた別の機会に。

余談ですが、ひと昔前までは鍼を使いまわしてた時期があります。

使った鍼を磨いてから紫外線等(オートクレープなど)による滅菌をして管理してたそうです。

パイオネックスって何ですか?

パイオネックスというのは、いわゆる鍼のシールの事を指します。

ピップエレキバンという磁石がついたシールの商品があるかと思いますが、

その磁石部分が1mm前後の鍼になったものと思っていただくとイメージがわきやすいのではないでしょうか?

実際にパイオネックスを貼ったものがコチラになります。

色的にそこまで目立ちにくいと思いますので、余程の場所でない限り大丈夫のはずです。

コリが気になる場所、疲れている場所等の気になる箇所に貼っておくだけでも

助けになってくれるはずですよ!


大体4~5日前後貼りっぱなしでもいけますが、

流石に貼った所をこすったりするとはがれやすくなるのでご注意くださいね!


尚、貼った際に当たり所が悪かったりすると痛み等の違和感や
かゆくなったりするときがありますが、その際は外していただいて結構です。



こんなお手軽なものですが、鍼がどうしてもダメという方も見えるでしょう。

そこで登場するのがパイオネックスゼロという商品です!

パイオネックスゼロはいわゆる、刺さない鍼のシールとなっています。

見た目は通常のパイオネックスと同じように見えますが

先端が刺さらないようになっているので、貼った際には皮膚に接触してるだけの状態になります。

このパイオネックスゼロは当院でもこりスポッとという商品を販売していますので

ご希望の方がいましたらご連絡くださいね!


因みに本来鍼は医師か鍼師のような資格者しか使用許可がありませんが
これなら堂々と使用できるので安心ですよ!