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鍼灸マッサージで幸せホルモンのオキシトシンを活性化してみよう

鍼灸マッサージを受ける事で幸せホルモンが活性化されるというのはご存じでしょうか?

オキシトシンというホルモンは幸せホルモンと呼ばれるだけあって、
活性化すると気分がよくなったり安定しそうな感じがします。

今回はそんな幸せホルモンであるオキシトシンというものについて触れていこうと思います。

幸せホルモンであるオキシトシンとは?

最初に幸せホルモンと呼ばれているオキシトシンについてお話します。

オキシトシンは、視床下部後葉から下垂体に直接軸索をのばして投射するホルモンです。
視床下部で合成され下垂体後葉に運ばれて出てきます。
従って、この血中レベルを測定することで視床下部の活動の指標となります。
最近になって、オキシトシンは下垂体後葉だけでなく脳の中でも分泌されることが分かってきました。分泌されたオキシトシンは扁桃体や大脳皮質など、
脳の中において作用しているのではないかと考えられるようになりました。

引用:公益財団法人テルモ生命科学振興財団

オキシトシンというのは人間の脳から出ることが確認されています。

このオキシトシンがあると何が良いかと言いますと

  • 幸福感で満たされる
  • ストレスが減少して心が安定する
  • 他人への信頼する気持ちが増える
  • 集団行動などの、人との関わりを持ちやすくする
  • 勉強などの意欲が向上する
  • 心臓の機能を強くする
  • 感染症予防
  • 良い睡眠が出来るようになる
  • 美肌にもいい
  • 記憶力が良くなる
  • 更年期障害にも効果があると言われている

このような感じで良いことづくめだったりします

そしてこのオキシトシンが働くことによりセロトニンという物質も働くことになります。

セロトニンというのは、ストレス反応を抑えると言われているのですが、
うつ病はこのセロトニンが不足している状態になっているともいわれていますので
如何にこのオキシトシンという物質が大事なものであるかと言えるでしょう。

オキシトシンを出すには何をしたらいいか

オキシトシンは良いことづくめであるわけですが、果たしてどうやったら増やせるのでしょうか?

方法は色々あるわけですが、オキシトシンの増やす方法の一例としては、

  • 友人・家族・子供・恋人等とスキンシップ
  • 人や動物と会話したり触れ合ったりする
  • 人を褒めたりするような、親切行動をしてみる
  • 新しいことにチャレンジする
  • 腹式呼吸をする
  • マッサージ・エステ・鍼灸などの施術
  • 日光浴をする
  • 誰かと運動をする

主にこのような内容となりますが、
これらの中の行動のうち、特に重要視したいと言われているのが
人と触れ合う事が肝であると言われています。

かといって、触れ合うのが苦手という人もいると思いますので
まずは出来ることから始めるのは勿論悪くないと思いますよ。

鍼灸マッサージでオキシトシンを活性化してみよう

鍼灸マッサージはここまでにお話した通り、結果的にですが触れ合う事にもなりますので
特別な施術でなくても、鍼灸マッサージを受けるだけでオキシトシンが活性化できるわけです。

普通にあんまやオイルマッサージでももちろん気持ちが良いのでもちろん良いのですが
鍼灸治療は経絡治療によってオキシトシン効果とは別に、身体全体のバランスも整えることもできます。

そしてどれにも言えることは、マッサージを行うことで肩こり腰痛をはじめとした、
様々な不調も改善する期待が出来ますので、結果的に一石二鳥どころの内容ではなくなるという訳です。

したがって鍼灸マッサージを行うという事は、オキシトシンを活性化させる意味もありますが、
身体のメンテナンスという意味でも定期的に行うに越したことはないのは言うまでもないでしょう。

ふれあいを大事にしてストレスを軽減しましょう

今回はオキシトシンという幸せホルモンと、それに関連するお話を交えました。

近年ストレス社会と言われて大分久しい感じになってきていますが
昭和の頃と違い近所付き合いをはじめとした、人と人とのふれあいの頻度が
かなり減っているのもストレス社会の引き金の一つなのかもしれません。

更に2020年前後の新型コロナウィルスの流行によりふれあいの激減が更に加速していると思われます。

鍼灸マッサージはそんな状況でもオキシトシンを活性化させるという意味だけでなく
純粋に肩こり腰痛や、鍼灸治療そのものにもストレスに良いとされるものがあります。


最近ストレスや幸せを感じにくいと思っている方は、一度鍼灸マッサージ治療を起点として
オキシトシンを沢山増やせる環境を作ってみて幸福感を出してみてはいかがでしょうか?

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