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【鍼灸マッサージ師が教える】のどの痛みやぜんそく等には人迎を刺激してみよう

    投稿日:2023年10月30日 | 最終更新日:2023年10月30日

    毎日の生活の中どこかしらのタイミングで、せきを始めとしたのどの不調が起こるかと思います。
    あまりにもひどい場合はお医者さんに直行だと思いますが、中途半端だとじれったい時もあったりしますよね。

    今回は鍼灸マッサージで使われる経穴(ツボ)のうち、そんなのどの痛みやぜんそくなどに良いとされる
    人迎(じんげい)という場所について紹介していこうと思います。

    人迎の場所は?

    人迎の場所は喉仏(のどぼとけ)の両横となります。
    正確な位置となりますと、喉仏から横に2寸となりますので
    人差し指から薬指の3本分移動させたところとなります。

    喉仏が目安になっている都合もありますので、場所は探しやすいですね!

    人迎で期待される効果は?

    人迎を刺激することで良いとされる内容は、次のようなものがあります。

    主にのどの関係の症状に良いとはされてますが、
    それ以外にも高血圧や自律神経を整えたり、痛風にも良いといわれていますので、結構多彩な内容だったりします。

    因みに自律神経が良いといわれているのは、
    ちょうど自律神経に作用する神経(星状神経といいます)が通っている関係上だったりします。

    人迎の刺激の仕方は?

    人迎は普通にゆっくり両指で押してもいいのですが、場所的に結構痛い事もありますし
    一度に両方押しつつ加減を間違えると首が閉まって苦しい場合も考えられます。
    そこでお手軽に刺激するならばせんねん灸が良いかと思います。

    せんねん灸なら熱くなる前に取るだけで良いので、熱加減だけ気をつければ大丈夫でしょう。

    因みに鍼でもやれたりします。
    痛風でお悩みの患者様が見えた際にこの人迎を鍼で刺激したところ、改善の余地が見られたこともあったりします。

    のどの痛みなどに対しては「人迎」を。

    今回は人迎についてお話してみました。
    のどの痛みに関しては勿論ですが、それ以外でも色々良いとされる場所でもありますので
    使い方次第で様々な助けになるのではないでしょうか?
    上記でお灸を紹介していましたが、普段首を隠せる状況や、見えても気にならなければ
    鍼のシールでもアリかもしれません。

    因みにのどの痛みは風邪の症状でなくても起きる場合がありますが、
    新型コロナウィルス(COVID-19)やインフルエンザのような、感染力が強い場合も考えられますので
    もしのどが痛いと感じた場合は、人迎を刺激する前にかかりつけ医で一度診てもらってからにしましょう。
    感染症を他の人に移して拡大させてはよろしくありませんので気を付けていきましょう。

    のどの痛みなどでお悩みの方は「うっつん治療院」へ

    ツボを知ることで、快適な日常生活のお助けになる場合があります。
    もし頭痛や首コリが慢性化している、ツボの刺激だけでは改善しづらい場合は、
    専門の鍼灸院のサポートを受けることをおすすめします。

    当院では、経験豊富な鍼灸・マッサージ師が、
    頭痛や首コリなどの症状に効果的な施術を提供しています。
    個々の症状や体質に合わせたオーダーメイドの鍼灸治療を行い、根本からの改善を目指します。

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