鍼灸を用いた高血圧へのアプローチについて。

投稿日:2022年11月29日 | 最終更新日:2022年11月29日

鍼灸と絡む高血圧のお話が今回のメインとなります。

まず日常で血圧という言葉は何かにつけて登場すると思いますが
そこまで意識してそれを日々過ごすことは一部を除いて少ないのかもしれません。

今回はそんな血圧の中でも高血圧についてになります。

高血圧についてのおはなし

高血圧

まずは高血圧についての簡単な詳細からお話しようと思います。

高血圧の定義は次のように世界統一で定められています。

世界も日本も、高血圧基準は 140/90 mmHgです

引用:日本高血圧学会

つまり、最高血圧が140以上、最低血圧が90以上の時というわけですね!
(厳密にはもう少し細かい分類がありますが今回は割愛とします)

ついでに言いますと、正常と言われているのが家庭とお医者さんでは違いますが
診察室での基準は120/75 mmHgと言われています。


しかし年を取れば血圧は上がっていくものと言われていますので
一部の人は正常より低いに越したことはないと言ってる方もいるようです。

高血圧によって何が問題になる?

まず血圧が高いという事はつまり体内の血の流れが速くなるという事ですが、
それだけなにが問題かという事になりますよね?

高血圧といっても数値に幅があり、次のような分類があるほどです。

I度高血圧 140-159 かつ/または 90-99
II度高血圧 160-179 かつ/または 100-109
III度高血圧 ≧180 かつ/または ≧110

引用:e-ヘルスネット

高血圧分類でもまだ低い時は何も感じないので一見いいように見えますが
それはいわゆる嵐の前の静けさというやつです。

高血圧症をそのままにしていると、心筋梗塞や脳卒中、腎臓病といった重大な病気を招きます。
しかし、高血圧という状態だけでは自覚症状に乏しく、一般に、病気であると認識することがなかなかできません。

高血圧症が「サイレント・キラー(沈黙の殺し屋)」と呼ばれるゆえんです。
ただし、ほとんどの高血圧症は、生活習慣を見直すことで改善できます。

引用:ニューハート・ワタナベ国際病院

高血圧を放置しておくと血管が固くなる(動脈硬化)などから
しびれや頭の痛み(頭痛)などの身体の異常を感じ始めるところから始まり、
最終的に上記の引用文のような、命の危険になる数々が待っています。


後は高血圧により肩こりなども起きると言われていますが
これは高血圧でなくともあり得る内容ですので
普段からの血圧の管理はもちろんですが、
生活習慣の中でも食生活だったり適度な運動が必要となるわけです。

鍼灸を用いた高血圧へのアプローチは?

鍼灸を使った高血圧のアプローチに関しましては、全日本鍼灸学会の論文によりますと
Ⅰ型高血圧までが適応されるということになっています。
(最高血圧140~159、最低血圧90~99)


つまり血圧が180以上などの、あまりにも血圧が高い場合は
鍼灸以前にお医者さん案件というわけですね。

それらを踏まえたうえでの鍼灸治療になりますが、
何をするにもやはり全体を整える経絡治療は外せない所ではあります。

全体を整えたうえでどこを刺激したらいいかというお話になりますが、
お手軽に刺激できるものはやはり合谷や内関というツボ(経穴)でしょうか?

それ以外で有用といわれているものは、
人迎(じんげい)といって、のどぼとけから指2本分外側の場所だったり
商陽(しょうよう)という、人差し指の爪の生え際の親指側のなどがあります。

商陽は主にお灸を用いて行います。因みに鍼でもできますがとても痛いです

まとめ

高血圧は生活習慣の乱れで起こりますので誰でも可能性があるというものですね!

しかし血圧が180超えたといったような、よほど高くならないと症状が出てこない上に
そうなってしまうと大分手遅れに近いレベルとなってしまうのも恐ろしい所だったりします。

したがって、血圧を高くしないように生活習慣を気を付けるというお話になりますが
健康に気を付けるべく、高血圧の原因の一つともいわれる塩分の取りすぎに気を付けたり
適度な運動を行って血流を悪くしないように注意したいところですね!

(生活習慣と言えば糖尿病も同じくですね)

鍼灸マッサージも高血圧云々じゃなくとも
もちろん血流を良くするという意味では大いに助けになりますので
普段何も感じていなかったとしても意外とコリという形などで血流を邪魔している場合もあるため
高頻度でなくてもメンテナンスがあってもいいのではと思いますよ!

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