肩・腕の症状

鍼灸マッサージ院に行く前に冷やしておきたい症状とは?

保冷剤

様々な症状で鍼灸マッサージ院や接骨院・病院などに行くわけですが、
症状の中には応急処置をしておくと後の痛みを引っ張りにくくするようなものもあったりします。
その中で今回は症状的にもしなってしまった時冷やしておいた方が良さそうなものをいくつか挙げておきたいと思います

基本早めに冷やしておきたい症状は急性症状や熱を持った状態

直ぐに冷やしておきたい症状の代表例の相称としては、
直接触って熱を持っている状態や急にひねったりぶつけたりなどした急性症状と呼ばれる状態です。
どちらにしても熱を持っていると中々痛みが取れにくい状態になりますので、
その熱を取るべく冷やしていくわけですが、できれば氷でガツンと感覚が無くなるような勢いで行うのがおススメです。
そんな症状の具体例を早速いくつか挙げていきましょう。

ぎっくり腰

積み重なった疲労などの蓄積があったある日、なんらかの動きの拍子に痛めてしまうギックリ腰。
症状的にはピンキリではありますが、痛めた場所を触ってみますと、大抵熱がこもっているはずです。
したがって、例外がない限りはこの熱が出てしまったものを取り去りたいので
氷を使って冷やしておきたいわけです。
当院でも施術をする際にはまずギックリ腰で痛めた場所を冷やすところから始めていきますが
直後で早く対処することで、その後の展開が違ってきます。

そして間違ってもその状態でお風呂にしっかり浸かるのはやめましょう。
施術後も数日位は厳禁なのでシャワーなどで済ませて、その後冷やしたりするなどもしたいところです。

ねんざ・だぼく

ねんざやだぼくは一瞬で起こってしまう症状の一つです。
程度によりますが、一定以上強くひねったりぶつけたりしますとその場所が腫れてしまってとても痛いです。
更にひどい場合は内出血に行く場合もありますのでひとたまりもありません。
どちらの症状にしましても熱が出ているはずですので、
応急処置としてその熱を取るべく冷やしておくと多少は違ってきます。

基本お医者さん案件になるかとおもいますが、鍼を使って腫れに対してのアプローチは可能となっています。

腱鞘炎

腱鞘炎は急になるものではありませんので、鍼灸マッサージ院に行く前にというよりは
普段から行っておきたい案件になります。

腱鞘炎は一言で言ってしまうと、腕や指などの特定の場所を毎日使いすぎた結果起こりえる症状となります。
その結果、筋肉が疲れてしまって痛みに発展するという形になりますので
普段から仕事や作業などが一区切りついた後に冷やしておくと、ダメージ軽減の助けとなるでしょう。

ただし、それでも頻度が激しい場合は追いつかないことも珍しくありませんので
少し違和感が出てきたと思ったらすぐに鍼灸マッサージ院に駆け込むと良いでしょう。
放置しすぎてもばね指を始めとした、悪化を手助けするだけですのでおススメできません。

野球肩・テニス肘などのスポーツで使いすぎた状態

主にプロ野球を見ている人はたまに見かけるかもしれませんが、
特に投手がその日の登板を終えた後、肘や肩回りになにやらごついなにかを装着してる姿を見ることがあるかもしれません。
あれこそ、氷で冷やしてる証拠だったりします。
因みに野球に限らず、

  • テニスでいうところの肘や膝
  • 陸上選手の膝や足首
  • バレーボールでいう膝や肘
  • スポーツに限らずウェイトトレーニングで負担がかかった関節

といった具合に、運動をする内容全般で冷やした方が良いものは沢山あります。
冷やしておくことで疲労の取り方も違ってきますし、逆に放置してしまいますとケガの元になりかねません。
よく運動後ストレッチなどもしないという方も見えますが、ケガをして日常に支障をきたしてからでは遅いですので
やれるケアはきっちりしておきたいところですね。

冷やす内容だけでなく、直ぐに処置できるものがあればお早めに

今回は鍼灸マッサージ院や接骨院に行く前に冷やしておいた方が良い一例を挙げてみました。
症状次第では早く対応した方が治りも早くなりますので、応急処置で可能なら積極的に行いたいところです。
余談ですが、火傷をした場合も冷やした方が良いわけですが
この場合は熱が細胞の奥を死滅させないようにするという意味があります。
鍼灸マッサージ院案件ではありませんが、どちらにしても急いだほうがいい症状であるのは間違いないでしょう。

後は今回のとは真逆で、基本温めた方がいいという内容の最たる例としましては
肩こり腰痛などの、いわゆる慢性症状と呼ばれる類がそれに該当します。
眼精疲労などにも良いですね!

関連記事