投稿日:2022年10月5日 | 最終更新日:2024年6月17日
口内炎、それは口の中にできものが出来た結果、
食べ物や飲み物を入れるときしみることがある地味に厄介なものですね・・
特に歯茎の辺りや噛み合わせ付近に出来たものに至っては
歯とよく当たってしまうのもあってたまったものではなかったりします。
そんな口内炎について今回は簡単に触れつつ
鍼灸での内容も併せてお話してみようと思います!
口内炎は結局どんな症状?
口内炎という言葉はよく聞く上に、
どんな状態かはわかっている人の方がもしかしたら多いと思いますが
改めて口内炎についてお話しようと思います。
まず口内炎とは字のごとく、口の中(の粘膜)で炎症が起きる状態であります。
更にこの口内炎は口の中のどの場所で起きるかによって微妙に名称も違うようで、
- 舌にできる→舌炎
- 口角にできる→口角炎
- 唇にできる→口唇炎
- 歯ぐきにできる→歯肉炎
といった感じになっていたりします。
口内炎というのは上記の沢山の種類の総称だったりするのですが、
その中で一般的に馴染みがあるのはアフタ性口内炎と呼ばれるものになります。
今回はこのアフタ性口内炎について触れていきますが、
それ以外の一例としては次のようなものがあります。
- ウィルスから引き金のウィルス性口内炎
- 例えば歯を噛んだり等の、粘膜を傷つけて起こるカタル性口内炎
- 特定の食べ物や金属によるアレルギー性口内炎
- 虫歯関係ややけどなどからによるカタル性口内炎
- 喫煙者のタバコの習慣からくるニコチン性口内炎
尚この中でニコチン性口内炎と呼ばれるものに関しては
場合によってはガンの変化の可能性もあるそうなので注意が必要となります。
そもそもタバコ自体は害をなすものなので吸わないに越したことが無いですが。
口内炎ってどうしたらいいの?
まず口内炎の代表格であるアフタ性口内炎と呼ばれるものの原因は
どうやらはっきりわかってないようです。
しかし疲労やストレス、栄養不足(ビタミンB2)や睡眠不足辺りが
引き金になっているのではないかというのはありますので
原因と思われるそれらを日頃から気を付けるだけでもなりにくいとは思われます。
余談ですがビタミンB2はチョコラBBが多く含まれてるようです。
基本的にアフタ性口内炎は10~14日程度であとも残らず改善されるようですが、
あまりにもひどかったり長引いている場合は別の原因も考えられますので
もしおかしいと感じた場合は早めに病院で見てもらった方がいいでしょう
口内炎によさそうな場所は?
まず口内炎にいいというツボの代表格はやはり合谷(ごうこく)がありますが
押す以上に鍼灸で刺激した方が助けになるのではないかと思います。
そもそも合谷はそれ以外の様々な症状にも期待されている万能の場所でもあります。
それ以外にも押しやすいところがあると言えば合谷と同じ経絡上のツボも
もちろんいいのですが、その中でわかりやすいのは
曲池(きょくち)というツボもあります。
場所は肘を曲げたときにできるしわの橈側【とうそく】側といいますになりますが
これだとわかりませんので親指側という表現にしておきます。
後はお腹周りの場所の中脘(ちゅうかん)などにお灸もいいでしょう。
(へそから上に4寸、つまり指3本を2回分になります)
ひとまず一通り対応できそうなものを紹介はしましたが、
そもそもストレスなどの全体的な症状も原因の引き金になってると言われていますので
まずは所定の場所を刺激する以前に全体を整えるべく
経絡治療で整えてからの方がより助けになると思いますよ!
口内炎を予防するためにも、ケアを大事にしていきましょう
今回は身近にありふれた内容と思われる一つの口内炎をお話してみました。
口内炎だと触れたり刺激物が該当場所に当たると口に変な力が入る事があると思います。
しかし、それにより関連性の高い首や肩に影響がきた結果
それぞれの場所がこったり、ちょっとしたストレスにという可能性も大いにありますね
二次的なストレスもですが、
そもそもストレスそのものからも口内炎への引き金になるともいわれていますので
普段からの生活で疲れすぎたりしないようにしたいですね!
後は鍼灸のアプローチも確かにありますが道中でもお話しました通り
あまりにもひどかったりもですが、
期間が長かったり再発が多かったりした場合は迷わず病院に行きましょうね!