投稿日:2023年1月31日 | 最終更新日:2024年5月15日
鍼灸マッサージを受けるタイミングの、お風呂と関連したお話となります。
まずこの手の話で真っ先に浮かびそうなものと言えばやはり、
「鍼灸やマッサージするのはお風呂の前後のどちらがいい?」
恐らくこれではないでしょうか?
一見温めてからほぐしてからの方が身体も温まってるのでほぐしやすそうだから、
その方が良さそうに見えますが実際のところはどうでしょうか?
そんなわけでそのお話とそれと関係がありそうな内容をお話していきます。
お風呂の前後のどちらで施した方がいい?
まずは冒頭でお話した内容になります。
お風呂の前後でどう変わってくるかという内容も触れていきたいので
前後それぞれで個別にお話していこうかなと思います。
あんま・マッサージ・指圧の場合
マッサージなどのもみほぐしたり押したりする類の話になりますが
基本的に肩こり腰痛などの慢性的な症状に関しましてはお風呂の後の方がいいでしょう。
というのは、シンプルに考えてもお風呂で身体を温めることによって
体内の血流が良くなることにより、全体的にリラックスできるので
マッサージなどを緊張しにくい状態で受けられるという事になります。
余談ですがアロマオイルなどの精油も
リラックス効果云々は同様ですが、精油が体内にしみこみやすくなりますので
精油の効果がより効きやすくなるので良かったりします。
お風呂ではないですが、接骨院やリハビリする所などで
施術前に温める行為をする所があるのはこのお風呂と同じ意味があるわけですね。
因みにお風呂が後になる場合は血流が良くなった後に更に血流が良くなる形となりますので
2~3時間程度空けてからをおススメします。
鍼灸の場合
鍼灸の場合もマッサージなどと一見同じように見えますが
そもそも鍼灸の施術後というのは血流がとてもよくなります。
したがって、施術前にお風呂に入るのはいいのですが、
その際は1時間程度は空けてからにしましょう。
尚それでも人によってはだるくなったりする可能性もありますので注意しましょう。
ではお風呂に入った後受けるのはどうなのかとなりますが
この場合はマッサージなどと同じとは全て言い切れませんので状況次第となります。
先ほど言った通り鍼灸の施術後は血流がとてもよくなりますので
お風呂で血流が良くなった後に更に血流が良くなるという流れになり
なにかしら起きる可能性が高いため、
お風呂後の鍼灸は2~3時間程度空けてからの方がいいでしょう。
サウナや岩盤浴の場合は?
お風呂以外に温める内容として岩盤浴やサウナもあるわけですが
実際お風呂とどう変わってくるのか?
岩盤浴やサウナは温める行為になり、基本的にお風呂の内容と同じなのですが
マッサージなどの方は岩盤浴やサウナの前に受けることで
汗の出やすさだったりととのう際にいい影響が出たりします。
したがってお好みの方でという事にはなりますが
ひとつ気を付けたいことと言えば、身体への負担と応相談という事です。
因みに鍼灸の方はお風呂の内容と同じと思っていいですので
鍼灸を受ける場合は時間帯なども気を付けましょう。
ぎっくり腰やねんざ等の場合は温めるのを控えましょう
当然の内容ではあるものの、
一定数やってしまう人がいますので注意喚起として記しておきます。
上記までの肩こり腰痛の内容はいわゆる慢性症状と呼ばれるものなので当てはまっていましたが
ぎっくり腰やねんざのような、急性症状と呼ばれるものの場合は該当しません。
ぎっくり腰やねんざの状態で温めしまうと逆に悪化してしまう位ですので
もし該当症状の場合はお風呂は控えて、局所を冷やしましょう。
鍼灸マッサージもサウナも最適なタイミングと用途で受けていきましょう
鍼灸マッサージをお風呂の前後どちらがいいのか?という内容を今回はお伝えしました。
内容的にシンプルではあるものの、結構迷う人が一定数いるわけです。
せっかくの鍼灸マッサージなどの施術を受けることになる際には
やはり最大限の効果を出した方がいいに決まってますから
施術を受ける予定がある方でお風呂をどうしようかという際には
しっかりタイミング等を覚えておいて損はないのではないでしょうか?
後今回の件と関連する内容があるとすれば
食事も血流の変化と関係しますので、鍼灸マッサージもですが
サウナ岩盤浴に行く際も少し間を開けてからの方がいいでしょう。